高橋健三 「たそがれの記」(91)
2018.11.1〜12.31

大晦日　紅白歌合戦　除夜の鐘
　さあいよいよ今年も終わる。新しい年、２０１９年がやって来る。間もなく年号も変わる。僕にとっては3代目だ。何とぃう年号か。平成の時には感動も何もなかったような気がする。迎える状況の成果大きな病気をして、後遺症を残しながら、何とか生き續けている。時代の代わる感銘の違いも、その時の自分の状態で異なるのだろう。僕にとってはこれからが問題だ。
　大掃除らしい掃除は何もできなかったから、主だったガラス拭き位やろうかと、和子と話し合った。和子もだいぶん疲れている。夜の居眠りの様子で判る。それでも今日は、掃除の傍ら、例年のナマス作りに余念がなかった。大晦日の夜の食べ物のために、例年の年越し料理の材料を全て買い込んである。老年を迎えて、もうどうでも良いと投げやりになるのが一番いけない。所詮、人生は拘りだ。想うことに拘り続ける事しかないのだ。２０１９年もまた、自分の信念に拘り続けよう。もう音を立てて近づいている。
　今年を振り返ると、兄弟や女房や親友たちに支えられて生きて来た。恒ちゃんや多喜ちゃん、和子や二村兄や山田さん達、そしてグリーンヒルの仲間たち、有り難う。来年も、健康に気を付けて元気でやりましょう。宜しく。

　また3時半頃から4時半頃に目を覚まして眠れなくなる癖が出た。睡眠時間としては6時間以上は寝ているので、心配はいらないが、まだ寝床には未練が残っている。書こうとしていたことを思い出す。そうなると、もう寝てはいられない。寒い中さっさと起き出してしまった。
　僕は耳が遠くなってから、空耳現象のようなことがずっと続いている。いつも歌が聞こえているのだ。「君が代」や「海行かば」は、年中聞こえている。「貫太郎さん」や「長崎の鐘」や「異国の丘」、それに盆踊りや、「東京音頭」。時には、ベートーベンの「第九」なども流れる。それも言語でだ。多分大泉時代の音楽の先生、岡部さんに習ったものだろう。点けっぱなしのラジオの音が流れて来るような音だ。和子に確かめると、「そんなものは聞こえない」と言う。やっぱり空耳なのだ。その中で、一際印象的なのは、
　　　通りゃんせ通りゃんせ
　　　ここはどこの細道じゃ
　　　天神様の細道じゃ
　　　ちょっと通してくださんセ
　　　この子の七つのお祝いに
　　　お札を納めに参ります
　　　行きは良い良い帰りは恐い
　　　怖いながらも通りやんせ通りゃんせ
という歌が流れるのである。歌詞まで明瞭に覚えているのだ。子守歌だったのかもしれない。所が、僕の危うい記憶の中に悲しい光景が現れるのだ。お袋の涙が背中におんぶしている僕のほっぺたに降りかかって来る。この話をお袋にしたことがある。「滝の飛沫も顔にかかってきた覚えがある。」というと、お袋はびっくりしてそんな小さな時のこと憶えている筈はないよ、と言ったのだ。じゃ覚えがあるのかな、というと、それ以上は口を閉ざして答えようとはしなかった。何かとてつもなく悲しい思い出があるように、僕には思えた。お袋が不幸な過去を背負っているという話は、兄貴に聞いた事があった。しかしそれにしても恐い民謡ではないか。暗くて怖い神社の道を歌った子守歌かも知れない。僕には死を歌った歌のようにも聞こえる。未だ仲良くしたくない歌の一つだ。
　徹ちゃんの所から付きたての餅が届いた。固まらないうちに切らねばと和子が悪戦苦闘していた。代わってやろうといっても僕にはやらせなかった。とうとう一人で切ってしまった。今迄にない事なので、どうゆう風の吹き回しかと首をかしげながら…。正月のご挨拶には、3日に一家皆でやって来るそうだ。楽しみにしている。

快晴　昨日に続く穏やかな日和　風は全くなし
　余りにも良い日差しを見て、夕方のリハビリを午前中に繰り上げ、和子といつものコースを気分よく歩いてきた。日差しに香りを感じた。今朝会話に親しかった方がたで亡くなった方の名前が出て来て、余りに多いので茫然としてしまった。元の職場の人たちを入れると極めて多くなる。中には僕より若い人も多く、僕がいつ出番になっても不思議はないなと納得してしまった。突然「歩こうか」と言い出したのもそのせいかもしれない。思わず和子に気づかれまいと、急に話題を明るくしてしまった。
　もう戻って来た年賀状があるが、事前に記載事項を確かめるのだろうか。まさか実際に配達がされた訳ではあるまい。
　和子は、ポピーのママと打合せ。その最中に大内さんが来訪。お歳暮のお返しらしい。彼女の家は、ご主人の弟さんが亡くなられたとかで大変らしい。
　年末の特別番組で、NHKも定期番組を変更させている。その中に大衆性の非常に強いものを組み込んでいて大変きょうみぶかい。ダービーを取材して、府中の競馬場の東口と西口に２晩も前から座り込んでいるファン達を取材している。ゲームセンターにも早朝からアタックして、客の繋がりの人間的な必然性を探訪している。非常に面白かった。

　生き物を大切に、という言葉が重視されている。しかし我々は生き物を食料にもしている。食生活の習慣は国によって異なる。時代によっても異なる。犬は身近な動物として、普通の人は食べようとはしない。しかし、戦争中には「赤犬は旨い」などと言って、食料不足を補っていた人たちもいる。今、鯨をどうするかで、意見が分裂している。そんなことで戦争でも起きることがあればこんなに愚かしいことはない。漁場の争いではない。食生活上の相違の問題であり、絶滅防止の生物学的問題であることを忘れてはいけない。「そんなものを食うとは野蛮な連中だ」というような捉え方では解決しないだろう。絶滅も考えず捕らえ尽くすと言っている訳ではない。商業主義が絶滅を呼び寄せる危険性を持つことを考えて行くことには賛成なのだ。反対する国家も冷静になって考えて欲しい。争いの源は常に冷静な研究によって解決して行けることだ。そう努力することが大切なのだ。
　今日は今年最後の競馬開催があり、サーヴィスの意味で当て易いのではないかと、推測し８００円ばかり買ったが、対象になる5レース分を買い一レースずつ実況を見ていた。最初から次次と勝ち進んで、4レースまで全勝した。もう一レースで、2回目のWIN5快勝が実現できると思い、カチカチに緊張していた。当選者の懸賞金額は、キャリーオーバーの分も加え、２万３千円ほどになっていた。最終日なので、サービスの意味で当選者を水増しさせたのだろう。賞金は予想より少額に止まった。２，３万でも有難く戴くぞと待ち構えていたのだが、最後にきて僕は一番人気を外していた。見事にその罰を受けた。がっくりして気力が抜けてしまった。こんなに的中ににじり寄ったのは久しぶりだったのでいささか醜い絶望ぶりを見せてしまった。
　和子と日向を利用して布団干しをやった。競馬で成功していたら、当に快かなの布団干しになったであろうに。味噌をつけてしまった。

大盛りの生ごみを処理する　年内のゴミを０に近付ける
　いよいよ暮れは押し詰まりつつある。来年はぼくの本当の最出発となる。だんだん杖など頼って居られなくなる。無理はできないが、本格的に生活を始めなければならない。和子も年だし、無理ばかりはさせられない。大掃除も完璧には出来ないにしても、なるべく綺麗にして新年を迎えたい。心の持ち方の現れなのだから。
　和子も、中々の発展家だ。僕の代わりに自治会の役員をやっているのだが、今年は、自分の親友たちを集めて、忘年会を組織したらしい。5人程で行きつけの「夢庵」で忘年会をやっている。梅ちゃんも、大内さんも一緒のようだ。
　僕は一人で競馬予想をやっている。今年最後のレースが28日に行われる。先週のWIN5がキャリーオーバーになって、懸賞金はすべて次週に加算されるので、明日当たれば、大きい。恐らくギャンブラー達は手ぐすね引いているだろう。しかし、レースの分析は楽ではない。さっき作ったデータと睨めっこしているが、纏まりそうにない。WIN5をやった事のない人が居られるかもしれないが、特別レースのうち指定された５レースの勝馬を皆当てるのだ。今回は2回分の賞金が重なっているから高額のオッズが付く。それでギャンブラーたちが騒めき立つのだ。僕にとっても予想を一層胸高まるものにしてくれる。だが、まず当たることはない。

晴れ　ポリごみを大袋にまとめて早めの時間帯に捨てる。
　昨日の宅急便は朝、和子がまだ家に居るうちに、９時半頃には到着し、気にかかる仕事がなくなって、ホッとする。長老加藤先輩に例年通りご挨拶に上がる。富山の蒲鉾がお歳暮代わりだ。先輩にはジャムとか、甘い干し柿のお歳暮をいただき、毎年御馳走になっている。酢の物などに利用できるのだ。仲の良い微笑ましい老夫婦である。
　2，3日前から、「たそがれの記」が病気が生々しく繋ぎ役をしているつくりになっているので形を工夫したらという、二村君の提案があり、それを受けて、僕の挨拶を書き直し、最初の「健三の『たそがれの記』」として、形を整えることにした。何も変わる訳ではないが、８５歳の再出発を宣伝せず、中に含めて、その生き様を書き続けて行きたい。
　僕の元のアカウントであるアドレスを使って、この番号は俺がハックしているぞ、と公然と宣言しているメールが再び飛び込んで来た。実に不愉快だ。しかし自分がハッカーの関係者にされるのはもっと御免だ。書き換える前文は、すでに二村兄に送ってある。

大雪の予報が出ているが,朝から快晴
　二村君から、2019年を迎えるに当たって、「たそがれ」のトップを書き換える必要はないか、との提案があり、早速一案を提起してみた。さっそく彼に送付し準備を始めてもらう。全文を書き上げてみると何かしんみりした気分になった。今後も健康が続く限り、書き続けたいと思う。
　和子がコーラスに行っている間、富山から荷物が来るかもしれないと言っていたので、留守番が大変だ。耳の遠い僕にとっては、インターフォンの聞こえる場所に居続けることは、何も仕事ができないということだ。結局、荷物は空振りで届かなかった。

クリスマスイーヴ　有馬記念も終わり、いよいよ大晦日の到来だ
　やっぱり馬が楽しいのは、乗ってる人が一番なのだろう。馬券を考え出したり、それを買う人の楽しみは、馬ではないのかもしれない。僕も馬に跨る所から、馬に親しみたかった。和子のお父さんは、馬を可愛がって飼っていたらしい。乗り回してもいたらしい。その馬も戦争に駆り出されてしまった。別れる時には、涙をこぼしていたらしい。
　残りの年内に、定期修繕のために、プランターを空にしなければならない。プランターは設置しなくなるようだ。今までも原則は、タイルなどによるベランダの加工と同様禁止だったのだ。うちでは、初めて持った家に興奮して、職人さんを頼んで丁寧なタイル装飾をしてしまった。ベランダのプランターには直に土を投入してしまったのだ。今は亡くなった教え子のＹ君が運んで来てくれたものだ。演劇部で楽しくやって来た彼のことを思うと悲しくなる。左官屋が本職で、素晴らしく気っ風の良い子であった。今思うと、彼を失ったことは、悔しくて仕方がない。僕の周囲には、こんな例が、指を折るほどある。土砂とは言え、心残りを禁じ得ない。組合では、これら加工物は、除去して返すことになっている。持ち家と言っても、これは、共同住宅の不自由さであろう。今の僕の体には、ちょっと辛い作業となるが、自分でやらざるを得ない。前回の定期修理工事の時も問題になったのだが、住み続けるのだから、と言うことで目を瞑って貰っていたのだ。原状復帰のためにはお金もかかるのではないか。まだ十分に見られるものを剥がしてしまうというのも勿体ない話だ。今度はどの程度の要請なのか気に懸けている。
　今年は、僕も和子も、２２日の冬至を忘れて、柚子を買い忘れ、柚子湯が今日になってしまった。年末に一度入れば何時でも問題はない。湯に浸かりこんがり焼けた鳥の腿を食べる。クリスマスの、僕の道楽だ。女性の入浴後の姿を句にしたことがある。でもよく似た名句があるのを後で知ってがっかりした。
　　　僕の句は、　　　柚子の香に肌包まれて立つ観音
　柚子湯がクリスマスと一緒になって、僕にとってはダブルの祭日となった。酷い蓄膿症に苦しめられる老いた病身とは言え、柚子湯とクリスマス料理で、極めてハッピーな一夜であった。良い新年を迎えたいものだ。

曇り空　時折パラついていたらしい。
　有馬記念の時間には、稍重くらいにはなっていたろう。思ったより上位拮抗していたらしく、僕の思惑は裏目に出たようで、WIN5にも有馬記念自身にも裏切られてしまった。欲を出さずに、無事年越しだけを願うことにしなさいと、言われているような気がして来た。年末は自粛して過ごし、無事新年を迎えて、久が原には、新年になってから落ちついた気分で訪問した方が良さそうだ。親戚筋にもそのように伝えてある。和子と歩行練習をやり、買い物をして帰ってきた。今日は杖を使う気になっていた。なかなか気持ちに自信が持てない。突如くらくらと眩暈がするのではないかという不安を感じている。血圧計が安心するような結果を見せてくれないからではないか。

晴れ、後曇り　一時ぱらつく
　予想を2レースほど試みたが、不成功。４００円ほどの無駄遣い。明日の有馬記念には、十分熟慮したい。デムーロ騎手兄弟が登場するが、これの評価や、武の乗るオジュウチヨウサンもかなりの成長を見せている。何と言ってもルメール騎手の乗るレイデオロの強さは軽視できない。川田騎手キセキが勝っても奇蹟ではない。
　きょぅのNHKテレビでは、僕が応援している藤田菜七子が取材に応じていた。メインレースに乗っていたが、左程強い馬ではなかったので、混み合う最内枠を懸命に付いて行くのがやっとだった。艶やかな馬上姿の顔にはまだ青春のシンボルが残っていた。もっともっと強くなって欲しい。4番人気5番人気で穴をあけるような、実力披露を見せて欲しい。外国選手にも、武騎手にも恐れられるような名騎手を目指して欲しい。「女だてら」になどと言わせない実力をいろんな分野で発揮して行って欲しい。

快晴、気温はやや緩んでいる　和子は老人会へ
　どうやらメールの方針は決まった感じだ。ひとさまがメールをくれるのには、
　　　　fwje2246@mb.infoweb.ne.jp
　　　　smilingkeng85restart@outlook.com
　　　　gaoqiaokenzou@gmail.com
のどれかを使ってください、の方針で行く。僕がメールを出す場合には専ら2番目の、smilingkengの一番長いやつを使うことにする。兄妹もどうやらその線で大丈夫らしい。当面これでやることにする。以上でメール問題は終わりにしたい。問題をHPだけに絞って結論を出したい。現在、二村兄に頼っているが、何とか自力に持ち込みたい。

快晴、このところ穏やかな日和が続く
　今日も、二村兄から、「今度はfwje2246の方を回復させよう」という連絡が来た。しかし今度は、第一段階では、決着がつかず、返答を待つ流れになった。その返事はまだ届いていない。二村兄の意見では、この間のメールが基本になっているから、なるべく大事にした方がよい。回復が実現したら、こちらを常用した方が良い。」と示唆された。兎に角Niftyからの返事を待つしかない。これが回復すれば、後は僕自身がHPB21かFTTTPに慣れれば万事解決ということになる。病気以前の状態に復帰ということになる。疲れが一気に出そうだ。気を付けよう。
　和子は、久しぶりに小俣さんのお店を訪れるために新宿まで出かけた。暮れの買い物や、使い切った生活用品の補充もしたいらしい。彼女ももう年になっているし、遠出には気を付けなければいけない。昼食のことや、雑踏での行動に十分気を付けなければいけない。玄関先で十分言い聞かせた。
　二村兄からもう一度のトライを進められ、同じ経路を辿って入力して行くと、エラーが告げられ終わってしまう。最後は文書の連絡が付きそうな雰囲気を残して心残りに終わってしまう。後はどうしようもない。彼は、この間回復したugjの方は大切にして、普段はsmilingken（つまりoutlookの方）を使うように勧めている。僕もその気でいるが、これで恒ちゃんたちは、メールが届くのだろうか。このアドレスも可笑しかったことがあるのだ。
　早くメール問題はケリをつけたい。多喜ちゃんからは返事がないが、着いているのだろうか。 気になっている所へ昨夜の恒ちゃん領域のHPの送り付けだ。素晴らしい仕事の成果だから、ゆっくり読みたいのだけど、腰を落ち着ける気分になれないでいる。

快晴、寒さも和らいでいる　ポリごみを大量に捨てる
　昨日は、恒ちゃんの葉書と、遅くなってからの二村君のメールとで、すっかり面食らってしまった。恒ちゃんからは、受信できない状態からの脱却法であり、二村君からは,Niftyメールの蘇生法の提案があった。僕にとっては、どちらも涙が出るほど嬉しい話なのだが、こんな時今の僕は頭が真っ白になってしまって理解力が吹っ飛んでしまう。恒ちゃんの方は、httpsから取った記事を5ページもプリントして内容を丁寧に読んだ。理解するのに時間がかかる。分からない言葉が出てくる。
　リボンって何だ、って具合なのだ。二村君の方は、手順が直接書いてあったので、順調に進み、すぐ結論が出た。恒ちゃんの見つけてくれた記事と同じような、長い長い呼び出し符号が続き僕の古いIDを求められ、暗証番号が要求される。どうやら迷惑メールや不良メールとしてリストアップされていたアカウントを元に戻す特別な機関なのだろう。そんなのに引っかかったメール利用者こそ大迷惑なのに、こうしてやっと「釈放」されるらしい。恒ちゃんの方も同じような機関が紹介されているのではないかと思った。まるで朝ドラの萬平さんのようなものだ。要らぬ嫌疑を掛けられていたのだ。Niftyの方がやっと疑いが晴れたので、恒ちゃんの方は、折角の好意だったけれど、そのママにしてしまった。もともと一つ役に立つアドレスがあれば十分なのだ。これだけの事をしただけなのだけれど、僕の頭はくたくたに疲れてしまった。
　その後も、僕の頭はすっかり混乱してしまい、メールのことと、HPの事とがごっちゃになって、二村君に多大なご迷惑をかけてしまったかも知れない。皆さんに大変ご迷惑を掛けました。申し訳ありませんでした。この場を使ってお詫びします。

快晴、気温はやや和んだか。和子はコーラス練習だ。
　やれ4Kだ8Kと騒いでいるが、僕は画質を比べて色の違いなど確かめてはいない。いつか色の位相の違いを感じたことがある。もうピントのシャープさがどうのということではないらしい。視聴者の感覚よりも、いきなり出来る製品の問題になるらしい。どんなことが出来る製品が作られるのか。それを見たくて生きていようという情熱ももう出ては来ない。
　あの異次元の手紙を書いて来るリオちゃんはどうしているかな。僕にとっては一番沢山手紙をくれた人だ。そう思い込んでいるのが、想い上がりなのだろうか。彼女の事だから、あの10倍位は平気で書くだろう。僕は手紙を貰う度に新しい「ドストエフスキー」や、生まれ変わった太宰治に会っているように不思議な気分で1週間が過ごせた。もうストップしたのだろうか。僕が見放されたのだろうか。病後は一度もお目にかかっていない。大切なメール名簿までが全て消失してしまって、大いに狼狽している。現在平凡な住所録を再製作中である。
　病後の初の仕事が、壊れたメール直しと、途絶えたHP「たそがれの記」の回復だった。そして、この世界の気持ち良い運営の中で、書いたり、絵にしたり、買い物をしたり、メール交流をして行きたいと願っていることだ。管理ばかりが突出したり、人への迷惑がのさばり歩いたりするのはみていられない。しかし、これは皆で協力しなければ実現しないことだ。大いに努力したいものだ。

朝から可成りの雲がせわしく動いている
　「NEXT」の契約が毎月15日なので、データ利用費の追加契約を要求された。いつも忘れて放っておくので、データが取れなくなってしまうことがある。今回は大丈夫だ。有馬記念の素晴らしいレースが見たい。
　毎日新聞の世論調査で、安倍内閣の不支持率が支持率を上回って来た。外国人受け入れの法案が通過したことが、要因になっているらしい。オリンピックや万国博を受け入れ、それを使った資本層の有利な条件作りを進める意図が国民にも感じ取られているのだろう。国外の条件は、好機なのかもしれない。昨日リハビリの途中で本屋によったら、「このままで良いのか、埼玉県！」という本を見た。最近の環境変化の中で外国人が埼玉にも住み着く例が多いこと、などが不気味に映っているのかもしれない。外国人部落のような住宅地や団地が目に付くのも原因なのだろう。
　薬を飲むのは忘れないが、血圧を計るのは、どうも忘れがちだ。今、自分の主要なテーマなのに、これでは駄目だ。和子とも強調して、呼び掛け合いながら、注意しよう。
　先ほど偶然に、今週のWIN5の結果をみたら、払戻金は９万を超えていた。未練がましいがかなり残念だ。夢よもう一度を念頭に頑張ることにしよう。

晴れ、残念無念のWIN5
　今日は、細かな事は忘れて、お馬さんを楽しもうと思っていたのに、WIN5の５レースのうちの第1レースだけが外れてしまった。不運なけっかだ。こんな際どい外れ方は初めてだ。名手ルメールのトップは間違いないと確信していたら、2番手デムーロに勝たれてしまった。彼は２番手までと踏んでいたのだ。この日に限って…。後の4レースは全部当たっていたのだ。悔しいが仕方ない。損害は僅か４００円だから、まだ良かった。僅かな資金で大きいのを狙う庶民の夢だ。

寒そうな薄い青空に次第に明るさが加わる
　お天気は良くなったが、酷い空っ風で、猛烈に寒くなった。筋肉が衰え、可成り痩せ細ってしまったので、寒さが骨に凍みる。腰に痛みが走る。冬だもの仕方がない。
　また、今のsmiling…で始まるメールが届かなくなってしまったと思い違いしてしまった。またかと、がっくり来たので、悪い想像が走り、写しも届かないし、「たそがれ」も届かないと悪い想像が走り、暗い気分になっていたが、買い物の手伝いが終わり、夕方帰ってみると、中身が更新していたのでほっとした。ゆっくり待つことを心がけよう。悪い場合ばかり考えすぎるのだ。明日はゆっくり競馬でも楽しむことにする。

昨日の疲れの残存を感じる　よく眠れたのだが
　今日は、辺野古の工事再開強行の予定日になっている。日本の政府はアメリカとの悪しき因縁を断ち切れないのだろうか。戦争の残存物だと思っているうちに、新たな悪しき縁の根っこになりそうだ。沖縄の人たちが、重い絆を独り背にして苦しんでいる。政府は説得の論拠を失って国民を相手に実力行使の繰り返しだ。アメリカと話し合って、戦争の残存要素を整理して行くのも、戦争当事者の責任である筈だ。天皇の方が責任の取り方を十分に努力して来たではないか。沖縄以外の国民が、その責任に目を瞑り、頬被りしているように感じる。もっと発言があってしかるべきだ。
　リハビリついでに、元気な頃の担ぎ屋さんに戻ってお使いのお手伝い。今日明日は安売り日なのだ。小型のザックを背に和子と一緒に家を出る。この頃は十分背負える。生きてゆく以上食料の調達は至上要件になる。背負った実感で、復調の度合いもわかる。もう足元もかなりしっかりした。不調の時は頭がぐらつくが、今はOK。買いながら、食欲との相談もできる。老齢家族は何よりも協力が必要になる。喧嘩をしていても協力は絶対欠かせない。

みどり会の12月例会ホッピー版の日
　今年最後の日だから、顔だけでもと、ヨークマートで、ポピーのママにも声をかけられている。まだ歌う自信はない。顔だけでも見せるか、迷っている。どうするかは、土壇場まで決まらないかも知れない。昼頃、和子は出かける。遅れて参加することも考えられる。結構遅れて来る人も多いらしい。
　遅めの昼食を取ってから出かけてみた。１６人程の集まりになっていた。暫く離れていたせいか疎遠な感じが取り巻いていて何となく他人行儀になっていた。砕けた歌で、雰囲気を作りたいと思ったが、結構自分が固くなっているのかも知れなかった。何せ、病院では、１か月みっちり患者の役割を果たし、歌一つ歌わず患者になり切っていたし、その後の８か月歌声も響かせず。優等生的なリハビリマンを務めて来たのだから、カラオケの気分など出せるべくもない。歌いだしのずれてしまった演歌を2曲歌わされて帰ってきた。皆にはずいぶん励まされ、元気になれてよかったね,とも声をかけられた。しかし、どこか寂しさが吹っ切れなかった。終わりまで付き合って5時半頃帰宅した。知的忘れ物をどっさり抱え込んでこのような会に参加するのは、可成りシンドイものがある。

薄曇りから一応の晴れへ
　北陸、東北、北海道と雪雲に覆われ、10センチ前後の積雪、各地まばらに雨雲。寒くもなり切れず、と言って冬の呼び名のメンツも立てなければならず、煮え切れない冬になっている。JRAから送られてきた開催スケジュール表を今年の分と交換する。今年の大レース有馬記念が、今度の日曜日に控えているのだが、もう机上は２０１９年へと変わりつつある。HPB21のアップロードの仕組みが未だに掴めず、このままで行けば、正月まで、毎日の「たそがれ」のアップロードまで二村君に頼りっ放しになってしまう。この所体調が余り優れず掃除もパソコンもさぼっている。僕の病気の予後は、煮え切らない冬のようだ。
　多喜子から電話があった。暮れの久が原訪問をどうするかという用件だった。僕もかけなければな、と思っていた所だ。僕の様態もすっきりせず、あまり無理もしたくなかったので、協定訪問は止めにして、個人別を原則にして決めることにした。恒ちゃんの方は、咽喉の不審物も見当たらなくなったとかで、明るい情報となっている。それなら余計に来春になってからでも良いと思い始めた。兎に角もう少し様子を見よう。咽喉のことが確かなら、僕の希望的予測と一致して大変目出度いことになる。お互いに、東京オリンピック目指して頑張ろう。二村君のお母さんは数えで１００歳まで頑張ったそうだ。

晴れているのに妙に暗い朝だ
　僕が、自分の体力にそぐわない冬の雪山を計画していた時に、わざわざ電話をしてきて、母親に、とても危険な計画であることを警告してきたのが、二村兄であることを思い出した。丁度彼の愛弟が、北海道大雪山の縦走路で遭難したという報道が伝えられていた頃だ。確か獣道の有毒ガス穴か何かに迷い込んで亡くなったというのを覚えている。大泉の友人の中でも、谷川岳岸壁の岩登りで、滑落死していた。体力に不適な計画に彼が反対するのも当然であった。母が心配を深めたのも無理なかった。しかし僕は計画を強行した。彼の心配は的中し、偶然降り出した大雪に、アイゼンもワカンも初めてだった僕は悲鳴を上げてしまった。疲労困憊してしまった僕は、老練だったリーダーの岩浪君に支えられ頂上付近の小屋に逃げ込んだ。冬山に鍛えられていた岩浪君がいなければ、どうなっていたことか。考えただけで恐ろしい。母は、家で仏壇にお灯明をあげて、無事を祈っていたらしい。僕は、山小屋の温かいドラム缶風呂で、生気を取り戻していた。急遽、鳳凰三山縦走の計画を変更し、下山することにした。家に帰り着いた時の母の顔は今でも鮮明に覚えている。母が二村兄の忠言をどれほど有難がって、その後何度冬山の危険性を注意されたか分からない。それ以後、僕は山を夏だけに限ってしまった。お陰で８５歳で、まだこの世にいる。心から、弟さんの冥福を祈りたい。そんな季節を迎え、また今回の二村兄の大援助に接し、本棚に飾ってある母の写真ともども、深く感謝したい。
　JRAから、例年のスケジュール表が送られて来た。２０１９年用である。来年こそ何とか大物馬券に出くわて欲しい。WIN5の1点買い大当選というのを経験してみたい。人気3頭のうち1頭が大きく外れた場合がチャンスだと思う。

すっきりしない晴れ空、いよいよ寒くなるか
　また紅白の大晦日が近づいている。それが終わると箱根駅伝のお正月がやってくる。年末のスポーツの英雄たちが決まって来た。華やかな王者たちもスケートの花形が続々と決まって来ている。初出場の16歳の少女が世界のトップに躍り出たり、真央ちゃんが引退したり、目まぐるしく顔ぶれが入れ替わる。弓弦君はどうなるのだろう。こんな世界をいつまで見られるものやら、でも僕も十分に魅力は感じている。今後戦争がなくなるのかどうかも最大関心事だ。見守るためにも、生き続けるべく努力はしたいと思っているが、三浦雄一郎のような頑健さは望むべくもない。彼は８６歳になっても、アルプス直下の直滑降でも何でもやるだろう。うらやましい限りだ。

朝早くから薄曇り、かすかに晴れ間
　昨日の高圧鍋事件で、血圧上がり気味。うちの高圧鍋が使えなくなった。和子と大騒ぎして、 ついに使えなくなってしまったようだ。花豆をおいしく煮る予定だったのだ。毎年上手に調理できたのに、去年あたりから調子が悪くなっていた。
　フランス・パリでは、政治デモが、逮捕者1000人という規模で起こった。裕福層に有利な税制に民衆の反発が起き、大衆行動になったもの。民衆の暴動的な反発はどの時代にもなくならない。世界中で国際間の協調の度合い、特に貿易関係の折り合いが悪くなりそうな匂いがする。 とくにアメリカの姿勢は、トランプになってから、利己的になり、それに中国やロシアが反発して来る。時には、既に協調している集団から脱退しても、駄々をこねる最近のアメリカのやり方が今後も継続するなら、十分対立関係が進む恐れはある。温暖化の問題などは危険な要因となりそうだ。既に移民問題なども危険な要因を孕みつつある。南北朝鮮との関係も具体的な進展を見る前に、萎んでしまうかもしれない。
　自分の体が医療問題を抱えてしまって、医学や医者を見る目が厳しくなっている。今日テレビで見た女性外科医の姿勢には感激してしまった。乳がんを専門にして、特にその外科手術の在り方に対する彼女の姿勢には感動した。患者の中には、生き続けることを、その生き方と関連付けて乳房に対する愛着にこだわる人もいる。生存するためなら、乳房なんかどうなっても良いと考える患者ばかりではないのだ。「出来るなら女性の乳房を守りたい」願いの強い人もいる。それを知ったとき、外科医の心には、できる限りその患者の願いを重視して上げたいと考えて乳房を残して癌細胞を完全に除去する外科手術のテクニックを進歩させる方法の開発に取り組んで成功させている。その経緯を知って、僕は涙を抑えられなかった。そんな医者にお目にかかったことは一度もなかったと思う。まさに生き方の友である。そんな医師にお目にかかってから死にたいものだ、僕が欲張りなのであろうか。

揺れ返す温もり、確実に増す冷え。
　和子とのベッドでは、湯たんぽを使っている。部屋に暖房は置かない。湯たんぽの取り換えは専ら僕の仕事である。湯たんぽの優しい温かみを僕は好んでいる。水は少し足すだけで何日も使える。経済的でもある。湯たんぽの温みで、体は徐々に温まる。これが自然でとても良い。始めから温まっている部屋に移るよりも、引き締まった状態から徐々に温まってくる方が自然だ。
　寒がりの和子も、文句は言わない。彼女はいつも僕よりはいつまでも居間の方で粘ってテレビを見ている。僕の体で布団が温まる頃床入りをするからだろう。しかし、本格的な寒さは、これからだ。精々自然な防御を考えることだ。今の僕は、9時になると「寝なければ」と思い、10時になると、「あ、大変だ。」と思う人間になってしまっている。無理はできないのだ。

昨夜はよく眠れた　血圧計到着
　血圧計は昨日到着したのだが、使い方が良く分からず、記録を残す使い方は、今日からになる。測り方や、測定時の条件も結構煩い。不正確な測定値は無効になる。慣れてしまうまで、結構気を使いそうだ。それにしても記録台帳に消失部分をコピーしたら、色付き、枠付きで、有効になった。普通の文字とHTMLが同居出来るのだろうか。ますます分からなくなってきた。
　久しぶりに居間でごろ寝をしてしまった。パソコンに手慣れて来たのと、年賀状の準備が進み、土曜の午前中なのとで、気分が楽になって、容易に眠気が出るようになったのかも知れない。馬の資料も比較的楽に出来上がった。大したレースはない。菜七子はまた中山に帰ってくる。移動日は、午前中に詰めて騎乗し、新たな勤務地で午後騎乗するような、離れ業をやっているように見受けられる。なるべく多レースに騎乗出来るように努力しているのだろう。でも勝てるのは、同じ開催に1レースあるかないかで、非常に地味な歩みである。粘り強く頑張って欲しい。

生ごみが溜まってしまった　昨日はポリ芥を捨て忘れた
　なんと、ハッカーを自称する人間から脅迫状を受け取った。ビットマネーとかいう金銭狙いら しい。脳梗塞で倒れ、やっと生きている人間を脅しているのだ。そんなひどい人がいるのだろう か。彼は、僕のアカウントをハックして、情報をすべて掴んだと脅している。どうしたら良いのか、 僕には分からない。fwje2246（昔の僕の nifty 系のアカウントだ）をハックしたという。こ んな矛盾したことがあるだろうか。僕だって完全な人間ではない。欠陥はいくらでもある。しかし こんな事が起こるなんて考えたこともなかった。
　もう一件、宅配便の留守家庭の不配達を狙って、登録させて、それを利用して、横領する詐 欺がテレビで放送されていたが、それと同系統と思われるメールが入っていた。横領が目的な のか。科学が進歩して便利になると、それに付け込んで、様々な詐欺行為が流行する。すべて 文明の利器を使用するのをやめたくなってしまう。僕の知らない世界まで、侵入してくる。本当は、僕にはビットマネーも、携帯電話の知識もまるでないのだ。怖い話だ。

和子は、昨日コーラスを休んだ。
　徹の車の都合をつけるので、我が儘言えなかったのだろう。徹の都合を一番手に考えたのだ と思う。生活がほぼ終わりかけている僕よりも、目下活躍中の人たちを優先して考えて欲しい。 特に徹君は今までが恵まれていなかったのだから。お母さんも、もう８０歳とは言え、まだまだこ れからだ。体に気を付けて活躍して欲しい。僕は僕なりに精一杯やって来たのだから。

退院後の定期診断　3回目になる
　徹ちゃんのお世話になる。彼にもいつも面倒を掛けている。土日以外に休暇を取り易いのが大いに助かっている。定期健診といっても、大抵、血圧を測ったり、主として問診が行われる。一度だけ、改めてレントゲンの検査を受けた事があった。MRAとか言って、全身を大きな機械の中に吸い込まれて大きな雑音に耐えているだけだ。今日は問診だけで終わるような気がする。
　孫娘が一人だけ付いて来てくれることがあるが、大抵帰りには、食事を共にしてから、家まで送ってもらうことにしている。僕は孫との再会を楽しみにしている。
　２時ごろ自宅に帰り着いた。今日は孫たちはついて来なかった。いつもどうり仕事に出たようだ。どんどん大人になって行くのは頼もしいが、反面妙に寂しくもある。医者は、血圧を下げる薬をはじめますか、と初めて口にした。上が１５０台になっていた。今までもその位の数値は出たことがある。でも薬の話はなかった。血圧のパンフを渡され、出来れば、血圧計をいつも携帯できれば、という話になった。帰りに途中で、K'電器に立ち寄って品物を調べた。電器は、徹君が詳しいので、意見を聞いたら、「調べたら、この店より格安な店があるから」ということで、注文してくれた。手首で測る血圧計で、入院中にも耳にした製品だった。３０００円台で入手できるらしい。スマホを使って、すぐに発注してくれた。

和子はコーラス、空には雲が目立ち、気温もやや下がり気味
　年賀状の準備が沢山残っている。主に僕の友人と教え子たちの分がそっくり残っている。しかもまだデザイン面と本文が手つかずでいる。数年年賀状をネグってきたため数はぐんと減っているが、5,60枚は書く事になるだろう。楽しみながら、ゆっくり書くことにする。明日は、狭山中央病院で、定期健診の日になっている。一区切りであり、服用している薬の補充にもなっている。

昨日今日と比較的暖かな晴天が続いている
　HPの公開は別として、何とかいろんな気がかりな事がことが、片付いてきて、気持ちが多少は楽になってきた。二村君の援助の上に胡坐をかく訳ではないが、気分的に楽になってきたことは確かだ。今日は、年賀状の整理の方にも気持ちが移ってきた。しかし、賀状の整理に関してこんなにもソフトの使い方を忘れてしまっているとは、夢にも思っていなかった。仕事を進めながら茫然としてしまった。勉強の出来なかった子供らがこんなにも寂しい思いをしていたのかと思うほど、理解力が錆びついていた。出来上がった名簿も、あちこち誤りだらけであったり、印刷段階にはいって、編集構成のタガが緩んでいて、時間を大きくロスしてしまったようだ。仕事は明日に持ち越されるが、今日は、親戚関係の宛名と、和子の友人たちの宛名だけ、50名弱の分が終了した。馬の方は、殆ど上の空（ウワノソラ）に終わった。

早朝から青空を見ると、気分この上もなし
　昨日から、年賀状の作成に着手。和子は独自の好みがあるが、僕は僕で横文字の都合が増え、今年の年賀状は、横書き宛名にする。和子は強烈に反対らしい。「気が違ったか」とまで言われてしまった。仕方ないから、和子の親戚の分は縦書きになるかもしれない。裏のデザインも別々のものになる予定だ。いや、そのまえに、デザインに適応するかどうかを見るために、実際に作ったもので比較してみよう。その上で決定する。もう時期的に見てすぐにも決定する必要があるだろう。でも後になって気持ちを変えてmail-addressとHPの場所は、和風に合わせて、葉書の表にローマ字を縦書きにするのはやめた。
　一息入れながら、テレビを見ていたら身体の折損部分の補助具を作っている技工士の話を見ていて、涙が止まらなくなった。患者さんが微笑みをもって満足してくれるまで努力して、何とかしてよい器具を作り上げたという。患者の笑顔が忘れられず、いつもそれをエネルギーに、頑張り続けたと言う。いろいろと弱気を出す僕は、強さとは何か、を考え直していた。

快晴　ひとりでに元気が出てくる
　昨日から手直ししているＨＰの手元の台帳の方の書体を変更した。目が悪くなって来たせいか、輪郭がぼやけてしまう。悠々ゴチック体から、丸ゴチック体に変えて12号に統一した。文字がやや大きめに見えるし、輪郭もすっきりした。今の僕には、これが一番合いそうだ。でも公表用の文字までこれにする訳には行かないだろう。いきなり台帳全体には行かないだろう。気づいた所から、変更して行こう。
　今日で11月が終わり、いよいよ師走に入る。教師が走り回る季節と、よく揶揄われたものだ。問題児を抱えていた時には、そんな年の暮れになったものだ。
　また競馬のお時間がやって来る。暮れには見逃せない重賞レースが、次々と現れる。明日はステイヤーズステイクス。３６００メートルの長距離だ。ほぼ長距離の血統は決まっている。日曜には、チャンピオンズカップもある。ダートの１８００メートルだ。週末は、特に年末は、ビッグレースが並ぶ。

晴れ、間もなく師走となる　過ごしよい冬でありますように
　年内に、和子と秩父に、モミジを見に行きたいのと、久が原に病気回復のお線香を上げに行きたい。だんだん電車にも乗り付けないと、社会から立ち遅れてしまう。上手く組み合わせて、両方が実現すれば、目出度し目出度しという所か。その位の元気を取り戻したい、という気持ちだ。
　相変わらず「たそがれ」と4つに組んでいる。誤記訂正の収集と、こちらの台帳を見易く整理することで精一杯だ。訂正した分は二村君に送り、アップして貰うことになる。hpb21の使い方の研究までは手が届かない。暫くは二村君のお手伝いに期待するしかなさそうだ。しかし相当に神経を使う作業で、作業自体にミスが起きそうだ。頭の緻密な切れがなくなった僕には辛い時もある。だからと言って、人任せにだけ頼っていては、頭は錆びる一方だろう。磨かなければならない。

快晴　気温も左程寒くない　ポリごみを大量に捨てる
　今朝、退院以後に書かれた記述を読み返していたが、書き誤りが随所に見付かった。うっかりミスが気付かずにそのままになっていたのだろう。今後見直して、二村君に知らせ、折を見て訂正していただくつもりだ。僕の方で正誤表を作り、新しい書き込み記事と一緒に、少しづつ訂正お願いをして行こう、と思っている。彼には余計な仕事だが、少しづつお願いしたい。僕には手が出せない仕事なので、順不同になるかもしれないが、気づく度にお願いして行きたい。僕の後遺症の後始末をさせるようで気が引けるが、大手術にならなければ、お願いしたい。今日見た範囲では、11月は、悪文はあっても間違いの文章はないと思う。今度は、10月を調べて、報告する予定だ。逆に調べて行って、6月に辿り着く予定。

和子のコーラスの日
　昨日は、自分に病気から来る弱さが出てしまったのが残念だ。僻み、自信のなさからの恨みつらみ、弱い者への当てこすり、一番してはならない態度だ。分かっていてやってしまう情けない弱者の行動だ。気を付けよう。
　高千穂という神話めいた村落で、7人もの人が殺されるという殺人事件が発生。大騒ぎになっている。ミステリーではない。現実の日本の話だ。世の中、日産、ルノー、三菱など、自動車産業界で起きた汚職事件で、デカボスが首になりそうな大事件が大っぴらになって大騒ぎしている。会社がいくら救われても、何憶何十億という大金が独り占めされるようでは、公平な改革にはならないではないか。フランスの大統領までが絡んでいるというから、どうせ揉み潰し的にけりがついてしまうのだろう。高千穂のような庶民レベルの惨劇とは比べ物にならない。でも大騒ぎされるのはどっちだろう。嘗て人員整理で馘首された日産の職員たちはどう思っているのだろう。一時は職員までが支持したような大物だったそうな。
　今日は、リハビリは一人で出かけた 。団地を右回りに出かけ、交差点をイオン側に渡り、１，2階をエスカレーターを挟んでひと回り、本屋の前に出て、下に降り、セブン・イレブン前に出て、駐車場を横ぎり、表通りへ出て、3号棟、4号棟と歩き、かなりの速足で3，40分歩いてきた。和子と一緒だと、買い物を兼ねるので、距離の割に時間が掛かり、1時間15分ほどになるが、リハビリとしては今日のリズムの方がベターだと思う。和子も疲れている日もあり、頼りっきりでは、可哀相だ。

晴れ、気温は温む模様
　HPは何回試みて何回失敗したか覚えていない。今日も朝早くから試みたが、すべて無駄に終わった。二村君がやったことを崩してしまうことが怖くて、際どい冒険を試みる勇気がない。自分で元通りにする自信がないのだ。しかし、夕方になって、昨日の分を、二村君のお手本とそっくりに移し替えることが出来た。行間も活字の大きさ、文字の微妙な色、背景の曖昧な配色など、そっくりに出来たのだが、やはりＨＰの方に移して残すことは出来なかった。極めて残念だ。今夜も2日分を二村君にそのままメール送付することになる。
　前には何でもなくやっていた仕事、例えば、灯油ポリタンから、ストーブのタンクに給油する仕事などへでもないことだから、一人で請け負っていたが、退院後は、手元が危なっかしくって、女房も見ていられないらしい。「耳が聞こえないだけでイライラしているのだから！」と怒鳴られて、今日も喧嘩になった。そんな時には、たまらない気分だ。

晴れてはいるが、気温は低い
　23日,24日の記録は、無事にアップロードされていた。二村君ご苦労さん！しかし相変わらず僕の方に収穫はない。
　今日は昨日果たせなかった結婚記念日の食事会を、和子と「夢庵」で、実行した。記念食事会といっても何も豪勢なことをやる訳ではない。季節がら、僕はウニの料理に徹して味を見ることにした。それが極めて美味！僕にはこれ以上の御馳走はないと言って良い。和子は、好物の天婦羅を食べていた。極上の食事を済ませ、帰宅した。まだ時間は早かったが、僅かに舐めた乾杯用の日本酒で眠くなり、2，3時間ぐっすり寝込んでしまった。午前中にパソコンで注文しておいた「ジャパンカップ」などの予想は全て外れていた。尤もWIN5　2点（２００円分）、3連複3点（３００円分）全て、はずれ馬券と化していた。尤も、3頭中2頭が当たっているレースも2レースほど入っていたが。残念な結果を確認してから、これを書き始めた。30歳で結婚し、５５年を過ごしてきたのかと思うと、生きているのが不思議な気がしてくる。和子もさぞハラハラした事が多かったことだろう。
　和子が受け持っている老人会の「カラオケ会」の正月のポピー大会の案内状をデザイン化した。 　　12月に予定している会の案内状には、
　　　　　蕎麦待ちて遠く鐘の音数え居り　　　　を、
　来年のお正月号には、
　　　　　正月の日本噛み締め香るもの　　　　を、へぼの添え物とした。

僕らの結婚記念日
　うっかりしていて、和子に先に言い出されてしまった。これまでは、先に詩作を用意して待ち受けていたのだが。もう「夢庵」に出かけてお祝いできるだろう。と思っていたら、ポピー行きの話が出てきて、なかなか一つにまとまらず、結局、ぼくらが予定していた時間は、大内さんとポピーに使いたいらしく、ぼくはいつでも良いよと、結婚式祝いは降りることにした。僕はのんびりと予定のない日を夢庵あたりで過ごしたいだけだ。和子の方も病気持ちと飲む真似をしただけでは明るくはなれないだろう。
　ホームページにはまだ進展はない。今日も2日分を二村君に送って貰うことにする。結局、ぼくは3連複を３００円だけ買って、テレビ鑑賞に徹した。それも当然のように外れた。明日はアーモンドアイやサトノダイヤモンドを迎えてジャパンカップが開催される。どんなレースが展開されるのか楽しみだ。

久しぶりの秋空、気温は低いが気持ち良い
　更に前進しようと、メイカー21の中で、HPから引き出し,書き足して、再びHPへ転送しておく、というサイクルを作って置こうとしたが、その手続き上のボタンがどれなのかを、突き止めることに失敗してしまった。それと二村君が採用した編集構成を再現することが出来ずに終わってしまった。だから、HPの記録は22日までで止まっている。相変わらず今後の課題である。これが解決すれば、ホームページは完全に自力で維持出来る様になる。早くそうしたいのだが。僕にはその道が見えない。このHPはもう妹多喜子の目にまで止まっている。早く今までの読者に読んで欲しいと思っている。

薄曇り、時々ぱらついたり、日差しが出たりする
　神尾耳鼻科へ行くことにした。最近は、鼻呼吸が出来ずにいる。鼻茸（いわゆる蓄膿）が慢性化し、外から見ても腫れているのが分かる。鼻の形が変形して、顔つきが変わった。鼻腔から白っぽく化膿した筋肉が、垂れるようにはみ出して来ることもある。もう完治することはないと医者も承知している。手術を老齢を理由に避けているのはこちらなのだ。炎症を抑える薬を噴霧して一時的な対応を続けて来た。神尾さんでも、手当は同じこと。家庭用の点鼻薬を3本持って帰って来るだけだ。
　二村君のお陰で、blue.coocanの旧「たそがれ｝と合体が実現して、今では、最近の日誌が公表されている。但し、直接自分では書き込みができないので、二村君を通じてアップロードして貰っている。2，3日固めて、僕の方から彼に原稿が送られ、あとは彼の技術に頼っているのだ。早く自分で全てやれるようにしたい。

晴れ
　ところが、そう簡単には行きそうもない。さっきも今日の記録を書いたのだが、書き足して、その後、うまくページに収まってくれないのだ。何度も繰り返したが、最後になると、新ページが消えてしまう。「ページ上の変更をのこしますねと、何度も出てくるので、当然書き込むために書いているのだからと思って、はいと、答えると、「この変換をそのまま残す訳に行きません」と答える。最初に呼び出したページは、読むだけで、書き込みはできないようなことを答えてくる。何度でも同じことが繰り返される。もう嫌になって、わき道に逸れ、馬上の麗人の写真を入れると、それがまたまた作業には邪魔になるのは明らかだ。駄目なら、また消してしまうだけだ。あまり頻繁には孫が姿を現さなくなると妙に寂しくなるものだ。孫たちは、菜七子騎手よりも少し若い。作業はまた明日続けよう。「明日があるさ。」を合言葉に毎日を頑張っているが、明日は、いつまでもある訳じゃない、それも事実だ。

和子はコーラスを休む。人様への感染を恐れたようだ。
　今回の二村君の大仕事が最終段階を迎えている。午前中に手元の素原稿をすべてLa coocanに送り込んで、仕事に出た模様。次の段階の僕の仕事のことをあれこれ考えていた。二村君の仕事を妨害するのも限度があるだろう。そろそろ自分でやれることを見つけなければ、いけない。FTPか,HPBuilderの使い方を学習しなければいけない。すっかり忘れてしまっている。脳梗塞が恨めしくなる。

日は差しているが温かみ無し
　飾りを全部除去したら、一度に全部二村君の所へ送り込めた。無事到着の知らせを受けた。明日の午前中には仕上がるだろうとのこと。全く違う世界に飛び出した位に嬉しい。二村様様だ。
　しかし、今後どのようにして書き続けて行けるのか。HPBuilderを使って、書いて、送って、繋げて行くことが出来るのか、それともFTPを使うのか。自分でやれる力を蘇らせなければならない。それが本当の回復だ。病院の先生方に喋ったことを実現させなければならない。彼らはどうせ先の見えない病人の戯言位にしか思っていないだろう。もっとも本人もそう思っていたのだから先生方を責める訳にもいかない。本領発揮はこれからだろう。兎に角、今日は僕にとっての復活の日であることには間違いない。二村君、本当にありがとう！

一日どんよりと曇る
　今日は記念すべき日になった。二村君のご尽力で退院後書き溜めていたメモ的な日記を、本隊の「たそがれの記」の中に組み込んで貰えたのだ。（８９）としてインデックスにも組み込んでくれた。恥ずかしい話だが、僕にはそんな能力は皆無だ。苦労したのではないかと心配している。
　僕にできることと言ったら、少し下手な飾りをつけてしまった手元の記録を素の文書の形に戻して、量を加減しながら、彼の所に添付文書として、終わるまで送り続けることだ。しかし、その後の苦労を、彼が皆背負い込む事になるのかと思うと、胸が傷む。しかしそれ以外に手は無さそうだ。一生頭が上がらない。

晴れ
　1日がかりで 名簿の打ち込みを終了した。３組の名簿（親戚関係、和子関係そして復活した僕関係の３種類だ。）の相互関係を見て整理し直すことは必要だが、基礎工事は終わったようなものだ。人付き合いなどもう終了としてもいい僕が、無性に人恋しくなっている。虚礼廃止などと大きな口は叩けない。懸命になって1段落終えた。
　仕事を続けながら、内山登志の喪中の葉書を読んだ。教え子たちも親を失う年代に入っている。いずれも相当高齢で亡くなる方が多い。恒ちゃんからの葉書もゲット。メールの件を心配してくれている。二村君からもメールが来て、「たそがれ」の本格的復活を心配してくれている。恒ちゃんまで、二村君のパソコン技術に頼り出したようだ。僕など無知同様だ。添付ファイルの利用などにアタフタしているのだから。リハビリは、続ける。

朝から明るい日射しが差す
　恒ちゃんから郵便の手紙を貰った。いろいろとアドバイスが書いてあったので、ゆっくり拝見して参考にして行くつもりだ。二村君とは、一時メール連絡が取れ、「たそがれの記」後期を続けていく話を進めているうちに、メールのやり取りが出来なくなってしまった。誰かに狙撃されているような気分だ。恒ちゃんへの返事も、いつ届くのか、甚だ心許ない。二村君とのやりとりの途中で、僕の不用意から、菜七子が勝利した時の記念撮影の晴れ姿写真を3枚も消失してしまった。添付書類を送る際の知識が足りなかったのだろう。残念だが仕方がない。だんだん追い詰められて、取る手段がなくなりそうだ。「たそがれの記」は、後期継続を諦めなければならないのだろうか。しかし、戦っている実感が強く、何とか粘ってみたい。

快晴、キリリと気温も下がる
　もう今日は、和子ご帰還の日になる。朝ご飯をたっぷり食べて、これから部屋の掃除をしなければならない。夕方までに、見苦しくないようにしておこう。
　夕方5時頃、上野から電話があり、無事帰着したとのこと、更にグリーンヒルでバスを降りたとの連絡で、鍵もかけずに迎えに出た。８０歳を超えた女房が富山くんだりから、無事に帰ったのだから、ほっとしない訳がない。暮れの大事業ともいうべき心配なことが無事終了したのだ。後は、人並みに正月を迎えるだけだ。メールやホームページの問題が今年中に片付いたら、これ以上の正月なし、ということになる。

いつもよりずっと早く就寝　睡眠はたっぷり
　和子の昨夜の最後の連絡は夜8時であった。やっと目を覚まして応対したら、彼女はびっくりしていた。食事の中身など細かく調べられた。どうやら合格したようだった。今朝は頭がすっきりしている。昨日の二村兄の助っ人メールが効を奏しているらしい。さてどんな一日が始まるのか。天気は余りはっきりしないようだ。
　年賀状の季節になり、名簿の整理をしている。和子関係と親戚関係は既に名簿化したが、一度やめてしまった賀状の名簿作りはとても大変だ。２０１７年から１８年にかけての名簿をもとに整理をしている。僕が書く書かぬと関係なく、ずっと書いてくれている人もいるのだ。死んだ人も増えたし、僕もそろそろ居なくなる兆候も見え始めたので、ピリオドの打ち方を考え、もう一度賀状を届けておきたい人も出始めている。そんな関係もあって、今名簿を作り直している所だ。
　和子は、もう明日が帰宅の予定だ。今日は、荒尾さんの車で氷見を案内され、今日は、幸子姉さんのお宅に御厄介になって、明日東京に戻って来る予定だ。故郷の空気を十分に堪能しただろうか。もちろん物足りないに違いない。

和子帰省
　９時前後のバスで上野へ。昨夜遅くまで、持って行くトランクの整理に忙しそうだった。よく眠れたのかどうか心配だ。
　久しぶりに二村兄とメールのやり取りが出来た。話の筋が繋がっているから、メールのやり取りは抜け落ちはないらしい。今まで書いて来た記録を添付ファイルとして送ってくれとある。申し訳ないがご厚意に縋ろうかと思っている。彼の心積もりが分らないのだが、また迷惑をかけることになるのではないか。しかし、何だかんだと言っても、所詮頼ることになるのではないか。しかしこれが実現すれば、僕の生還も意味のあることになる。生気が蘇る実感だ。
　３時ごろ和子から連絡電話が入った。無事富山に到着したとのこと。序に、プリンターは何とか直せそうだと伝えたら、びっくりして喜んでいた。昨夜の故障で、出費を覚悟していたらしい。

薄曇りから微妙にに変わりそう
　菜七子が目出度くとも、最近の僕はどうもついていない。プリンターは壊れるし、メール問題もはっきりしないし、「たそがれ」も思うように行かない。明日から和子が帰省する。二晩一人で過ごさなければならない。和子も五人姉妹が元気な顔を見せ合う機会だ。女ばかりの５人姉妹だ。大切にしてやりたい。明日はコーラスも休みにして、富山で姉妹の再会だ。最年長のとしちゃんは、僕より４つ年上だ。長女と次女の旦那は二人とも亡くなっている。三女和子の下に君子と昭子がいる。君子は東京の宝田さんのおかみさんだ。やはり故郷の富山での再会が一番楽しかろう。僕が余り体調が悪くなくてよかったと思う。しっかり留守番をしよう。

今日も好天になるらしいが、雲が増えつつある
　昨夜から、プリンターが動かなくなってしまった。紙送りが、送り込めなくなってしまった。これで今日のエリザべス杯に参加できなくなってしまった。ただ、ネットを使っての馬券買いも、一寸疑念が出てきたので、一時中止したい。気分が晴れないので、お祭りにでも顔を出して来ようかと思っている。残念だが仕方ない。
　菜七子が２３勝目を昨日獲得した模様。新しい写真を添付して置く。
　今日のレース結果を調べてみたら、さらに２勝を挙げていたから、ＪＲＡ通算２５勝になった訳だ。やったゼベービーと行くところだ。嬉しい、無性に嬉しい。今日の菜七子の騎乗ぶりには、騎乗技術に大きな進展が見られた。１レースは逃げに始まったがそれに拘り過ぎることなく、馬が嫌う時には息を入れさせ、残りのスタミナを引き出させる乗り方、９レースのトロピカルスパートでは、逆に落ち着くまでは後位に置き、気合がかかってきた頃徐々に加速させて、じわじわと先頭に踊り出るチャンスを窺う。まさに彼女の騎乗技術の進歩を証明するするような乗りっぷりであった。菜七子、見事じゃ、天晴じゃ！実に見事じゃ！

晴れ　絶好のお祭り日和
　和子に誘われ、藤沢の公民館祭りに駆り出された。皆さん張り切って催し物作りに参加している。でも例年、祭りには大活躍の親友たちで、亡くなってしまった人たちが沢山居る自治会で一緒に仕事をした人たちやお祭り友達の自衛隊さんなど、懐かしい顔ぶれが欠けて居る。寂しい季節が訪れている。
　恒ちゃんに電話で怒鳴られてしまった。恒ちゃんの提案が僕にはよく理解できないのだ。彼は体調不良でイライラしているし、僕は脳梗塞の後遺症か、頭がぼけてしまって判断が鈍化している。折角心配してくれているのに、真剣みがないと取られたらしい。電話を叩き切られてしまった。申し訳なかったと思っている。和子が、直後、松ちゃんに電話で話をしてくれたようだが、メールの問題を解決するのが、喫緊の課題と考えているのに、呑気に対応している僕の態度に癇癪を起こしたのだろう。昔の儘の恒ちゃんだ。学生時代にあんな調子でよく怒られたもんだ。磐兄貴は対照的に面倒見が良すぎて、僕の宿題などでも、指導をそっちのけにして、自分で作ってしまうようなところがあった。すべて懐かしい思い出である。
　お昼はお祭りの会場で、焼きそばを食べた。その後、集会場で和子たちのコーラスや、若い人たちの健康体操などに付き合って、会場に座り込んでいたが、一足先に一人で帰宅して来た。明日もう一日催し物がある。例年だと、蕎麦打ちのサークルの人たちが「蕎麦焼酎」の店を出してくれたものだ。今年は匂いだけかもしれないが、行ってみたい。

薄曇り
　昨日に続いて、ｈｐｂを使って、「たそがれ２」のファイルの転送に取り組んでいるのだが、何分にも、退院後５，６か月ため込んだ記録を一度に送り込もうとしている。初めての時の経験もすっかり忘れてしまった。おまけにｈｐｂの２１を使うのも初めてだ。出来上がっているデザインもあまり気いらない作品だ。妥協の作品に目を瞑って転送を試みている。早くこの仕事から解放されたい。恒ちゃんにも愚痴のようなメールを書いたが、これも着くかどうか分らない。しかし、削除済みのごみファイルが何故あのように巨大な数残っているのかあきれ返ってしまった。
　HPB２１を使って２１を使ったファイルも、ビルダー転送が上手く出来ないし、ＦＴＰソフトを使っても転送できずにいる。何か理論的に間違ったことをしているのだと思う。明日、明後日は、この仕事を止めて、お馬さんと取り組むことにする。そちらのソフトは元気に動きそうだ。

和子はカラオケの月例会でポピーへ
　朝３時過ぎに目が覚めてしまう。眠れないので起きてしまう。パソコンに向かうと安心するが決して仕事が捗る訳ではない。今書いている「たそがれ」を恒ちゃんにも読んで貰いたいと、ftpを使ってNiftyのHPサイトに接続を試みている。Niftyには5ギガだけ予約してあるのだがffftpが、言う事をきいてくれず、またまた苦労をしている。僕はもともとこういう仕事は不向きなのかもしれない。早くのんびりしたい。

朝薄日が差す
　昨夜は、HPB２１を使って、「たそがれ」の転送を試みたが、数回失敗し、ゲンナリ！布団に入ってから、ftpソフトのことを思い出し、今朝起きぬけにパソコンに飛びついた。しかし中々上手く行かず、未だに悪戦苦闘を続けている。メールの方もNiftyのアカウントがまだ有効であることに気づき、ぐじゃぐじゃになった気持ちを抑えて、転送への努力に不退転の決意を固めている。しかし敵は極めて手ごわい。
　恒ちゃんから、電話と手紙が来る。何とかしてメール問題を叩づけてしまおうという一種の「発破」をかけてくれたのだと思う。電話を終えて郵便受けを見に行くと,もう恒ちゃんからの手紙が入っていた。いろいろ考えてくれている。アドバイスに従って２，３やってみる。サンダーバードというメールの名前は初めて聞く。そこから得たアカウントで、早速恒ちゃんへメールを出した。届いたのかどうかはまだ分からない。僕もいつでも安心して使える連絡網を確保して置きたい。

朝から道路が雨で黒く塗れている
　和子のコーラス日。朝の家事を終えて、選択物を干してから、１０時集合でコーラスの訓練だ。
決して生半可な遊びではない。体調が悪いと手を貸せないのが辛い思いだ。今日は体調も並みなので家中の掃除を丁寧にやろうと思っている。午前中に家中奇麗になった。
　googleと連絡が着いたので、いろいろと口頭でしゃべったけれど、結局通じなかった。僕の希望は、最初に「たそがれの記」を取り上げてくれたGoogleのHPにしてくれると嬉しいと思っている。あと５日猶予をくれるらしいんだけれど、ここも矢張り厳しいらしい。

朝のうち薄曇り　徐々に陽射しも差す
　昨日の馬券の買い方を確かめてみようと思ったが、確かめ方が分らなくなった。いずれ分かることだと諦めた。
　午後は、和子と一緒に、インフルエンザの予防接種に出かける。結構希望者が待っていて、医者までの歩きが、今の僕には結構な距離になってしまった。いつも歩いているリハビリの距離は、団地の周辺道路だけなので、慣れてきたので楽に歩けるが、かわっぷちを歩いたり、石段の、上り下りがあったり、車がきたりする、予測不能な道なので、体も気も疲れてしまう。体力がずいぶん落ちているのだなと痛感する。家に帰り着いたら、足腰がかなり疲れていた。

寒くなって来たなと、実感　テレビでも、今年の冬予想が出て来る
　競馬では、東京で、G2のアルゼンチン共和国杯が、京都ではG1に位置付けられたJCBのスプリントとクラシックのレースが行われる。楽しみだが予想は困難だ。
　今テレビでは、福島の喜多方を取材し、豊かな飯豊山系の軟らかな水が作る酒と蕎麦の味を故郷の味として放映している。もう一度我が家の故郷である「喜多方」を訪れておきたかった、と痛感している。 今日からWIN5一本槍を止めにした。3頭選び・3連複狙いに下げて安全性を高める。それは同時にWIN5の予備調査にもつながる。効果は早速現れ、軍資金は３５００円程度に増えている筈だ。3頭中の1頭が、人気薄だと、結構美味しい馬券に出くわせそうだ。明日は、沢田さんで、肺炎予防の注射をする予定だ。また悪性の鳥インフルエンザが流行り始めるらしい。
　菜七子が、昨日は福島で騎乗、JRA通算４１勝、今年の３１勝目の快挙を遂げた。20歳代が始まったばかりの彼女には前途洋洋、記録は伸びる一方だろう。騎乗方法をマンネリ化させないこと、乗る馬を愛し、能力と気性を掴み、置かれた状況の中で馬の力を最大限に引き出すこと、人とは仲良くし、自分と関連のある情報は掴み易くしておくこと、健康には十分注意すること。馬主を大切にし、厩務員さんに敬意を払って、何でも教えて貰う姿勢を保つこと。先輩に誠意を尽くすこと。人間としての基本は何をするにしても同じだ。

文化の日 　とても良く晴れた
　文化の日に相応しいお天気になった。落ち葉が芝生を染める季節だ。団地のあちこちに、モミジの紅葉も目立ち始めた。どんどん秋の深みへと染まって行く。
和子はポピーに顔を出しているようだ。カラオケ会の幹事だから仕方ないのかも知れない。しかも今年の大締めになる時期なのだ。
　今日は、実に嫌な日だ。gmailの有効なアカウントを作っておこうとしたのだが、いったんは承認の出たものが、すぐに取り消されて没になってしまった。根拠がまるで分らない。相手が決めたアカウント候補から選んでいるのにこれだから理屈がわからない。俺が嫌いなのではないか、と思う位だ。何とかoutlookかgmailの承認されたアカウントが欲しい。
　競馬の方は、計画どおりに運んでいる。当分、３頭選び、３連単復狙いという、超難解な目標をもって、レースに臨みたいと思っている。そうすればワイドの訓練を兼ねることになる。

晴れる、そう寒くもない　まだまだよい季節だ
　実務的な仕事に就いて、不確かで頼りない任務から遠ざかろうと思って、住所録の再編と、年賀状作成の下準備を始めた。これなら、嫌でも結果が出るし、運び具合が見えてくる。頭の回転が鈍くなっているので、仕事は中々進まないが、まず和子の分を何とか組み立てた。台帳も古いものなので、ミスばかり続いた。一覧表を刷り上げたら、果たして必要なものだけに絞ってあるかの点検が必要だ。いずれ、和子と二人で読み合わせが必要になる。一度やめた年賀状をもう一度考え直して、月並みな形からでも再開しようかと思っている。
　同時に、競馬のデータ作りも必要だ。馬券化するかよりも、洞察力の向上が必要だ。予想屋さんが、ご親切にメールを送って来てくれるが、自分でやるのが趣味なんで、使おうとは思っていない。病人の匂いから早く脱却したいものだ。
　そんな事を言いながら、ちょっと体力的に無理をしてしまった。扇風機とストーヴを入れ替えて、湯たんぽの準備も整えた。少し早いが、気分の良い時にやってしまいたいと思っていたので和子の留守に超スローで、実行に移した。物置戸棚がせまいので、既に収納してある物の移動が必要になり、ついつい無駄な力を使ってしまう。何とか仕上げたが、冷や汗をかいた。こんなにも体力が無くなっていたかと愕然としてしまう程だ。
　帰ってきた和子は、「そんな無理をしてはダメ！」と言いながら、自分も下剤を、効かないからと言って、医者に相談もせず飲む量を増やし、下痢状態になってしまった。危険なことだと言って僕は怒った。長生きのために、二人共自重しなければいけない。老人であることを忘れてはいけない。

快晴快いヒンヤリさ　深い秋の香り
　遂に11月に突入した。僕が脳梗塞で倒れてから、丁度半年になる。急変しなければ、良い方向に進んで来たと思う。家族の皆のお陰だと思っている。団地の友人たちのお陰でもある。しっかりと自治会や、管理組合を支えてくれている人たちの励ましも、大きな力になっている。病院にも何人もみまいに来てくれた。僕はそれを勝手に励ましだと思っている。