「たそがれの記」のインデックスに、改めて「ネオ」がついた。２０１４年までは、「生き様」を残してやる、社会の動きを凝視し続けてやる、と肩肘張って、書き続けてきた。しかし現に、書評だの、詩だの、雑文だの、写真だの、俳句だのと、間口を広げて運営してきた、このブログだが、事実上、「たそがれの記」という日誌以外は、開店休業に追い込まれている。これは、アベノミクスのせいではなく、体力・精神力の老化が原因ではある。そうなった以上、潔く店の間口を縮小して、駄菓子屋のお店程度にし、のんびりと生き続けたいと思い始めた。
　相変わらず、自分の子供たちの生活や、兄たち、妹の所帯にも心配はあるが、もはや力になれる自分ではないことを自覚して、すべてを「牧歌的に」見詰めて行くことにした。とは言っても、感激音痴の僕のことだから、悲憤慷慨もあれば、涙にくれる場面も出てくるだろう。惨めな姿を晒すことがあっても、平にご容赦願いたい。
　今後、俳句や詩、写真や絵を載せたいことが起きても、専用のページを使うことなく、「たそがれの記」の日記文の中に、いたずら書きの形で残してゆくことになる。くたばって書けなくなるまで、キーボードを叩くつもりなので、どうか今後とも、今までと同様、ご声援の程、よろしくお願いいたします。
　なお、２０１４年までの記録は、そのまま、従来の「インデックス」から、いつでも見られるようにしておきますので、必要に応じてご利用ください。（２０１４年１２月１５日　健）