高橋健三 「たそがれの記」(111)
2022.3.1〜

久し振りの快晴　四月も最終日となる
　プーチンは、さらに戦争拡大の意図か。大切な国連の役員に対し、立派な態度とは言えなかった。さらに行動をよく見ていたい。大国の首相らしい行動がとれるか。一方的に、利己的な態度をとったとしか思えない。それも核兵器の使用を仄めかしながら。兵力は再びキエフの方へ移りそうだ。マリウポリ市の大製鉄所からの一般市民の避難路は確保されそうだ。人命尊重にもっと敏感になってほしい。
　観光船事故の方は、船の引き上げに慎重だ。行動前に慎重調査をしている様子。観光会社の責任は、厳しく指摘されている。まだ発見されていない乗客も多数いるのだ。
　もう一つ、２年以上前の事件簿。女の子がキャンプ場で姿を消した事件。誘拐事件として、捜査は続いていたが、未解決だった。子供の頭の骨に続いて、運動靴が出てきたと言うので、誘拐捜査に再度火がついていた。熱心な母親は、わが子ではないと思いたくて、否定しながらもまた発見現場を見にやってきた。DNA検査もままならぬ状態であったが、次第に疑いは濃くなりそうな気配だ。骨の移動は、動物によるものか。母親の心情を察するに余りある。しかし、確実な捜査検討はこれからだろう。命に大小はないのだ。事件が重なり、気を揉んでいる人も多かろう。人間らしさを基準に、厳しく裁こう。

昭和の日　朝から完全な曇り
　昨日北朝鮮のパレードを見た。「大元帥」の豪華な肩章を肩に飾り、白の軍服を綺麗に着て、整然と行進する軍の隊列を閲兵している元帥閣下。飢えた国民を前にして、ミサイルを積んだ車の大行進。核兵器を使用する旨公然と演説。ウクライナを滅茶苦茶に痛めつけたプーチンが、ちらりと核使用を仄めかすのと違って、堂々と大安売りだ。「戦争屋」という看板を掛けてやりたくなった。そんなに偉い人なら、日本からサラッていった人たちを返してください。戦争など後にして、元気な仲間を先ず返してください。それにあなたの国民も飢えていますよ。愛すべき友人たちのために食糧の増産や輸入を考える方が先ではないかな。同席しているいつもとは変わっている女性は誰かというのが、局が取り上げたい話題のようだ。それはどうでもよい。前に書いてある提案は、僕の忠告のつもりだ。

曇り　ここ２、３日変化の激しい天候が続く
◎今忘れてはいけないこと。
　今日のテレビでは、バイデン米大統領に対する批判も強まっているようだ。彼のプーチン大統領批判が、限度を越している点が度々指摘されている。内心でも、プーチンの指導力が失墜することを、願っているのではないか。それは勝手だが、今は、世界の多くの国がロシアと対決しているのだから、足並みを崩すことは避けたいものだ。米ロ戦ではないのだ。やはり、目標は、一刻でも早く、ウクライナとロシアの戦争を停止させることだ。これが、当面の目標なのだ。反戦なのであって、反ロの政治闘争ではない。米ソの争いが、主軸ではない。テレビでも、この指摘が強く表現されていた。ロシアが仕掛けた戦争なので、批判はロシアに傾く。また、ウクライナ市民の置かれている状態が悲惨なので、とりあえず戦火を収め、冷静に考えよう、と呼び掛けているのだ。世界戦争に拡大することを恐れる世界の市民が、叫んでいるのであり、両国にそれを呼び掛けているのだ。批判の的を外さないようにしよう。

雨の降り跡残り、空は曇り、次第に日差しが広範囲になってきた
　国連の指導部がやっと動き出した。プーチンが国連側と停戦に向けて折衝が始まっているが、先ずは大製鉄所の軍と市民のごっちゃまぜ状態を解消し、市民の避難ルートを確保し、軍民の隔離をすることが問題になっているようだ。これを実現させた後、また今まで通りの殺し合いが始まるのでは処置なしだが、一応手順としてはやむを得ないだろう。このままひどい戦争状態になるよりはましだろう。プーチンは、侵略者を自任してしまったのだろうか。他国に踏み込んだことを当然と思っているようだ。
　３年ほど前に、山梨のキャンプ場で、小学校１年生の女の子が行方不明になった。お母さんが懸命になって捜索に尽力していた。結局見付からず、その後も捜査は続けられていたが、今になって、古くなった人間の骨らしきものが発見されたと言う。場所的にも、すぐにあの事件が連想され、報道された。視聴者たちもすぐに思い出しただろう。僕もその一人だ。
　「科捜研の女」の活躍で解決か、と思ったのだが、上から骨だけが流れて来る場合もあるとかで、再び迷走入りになるのだろうか？　DNA分析で、判明しないものか。本人のへその緒なども現存しているようだ。山で起きた犯罪だけに、僕も余程腹が立ったらしく今でもよく覚えている事件だ。人の不幸につながる出来事が、中途半端になっているのは、大嫌いだ。解明を祈っている。

朧ながら日差しが漏れているのだが曇り、回復の期待を持たせるが逆に雨
　今日は自分の体調を告白して、弱音を吐くだけになりそうだ。
　朝から体のあちこちが痛む。わずかながら気になる。無理せずに体を動かしながら治す必要がある。一日の疲れが取りきれないのだろう。この人生最後のリハビリなのかもしれない。それと血圧の薬のせいで、多少上が高くなって来ている。13日ほど降圧剤の服用を止めている。今日一日だけ服用して、また止めてみるつもりだ。反応に注意しながら。
　午前中少し体を横たえ、休息をしたら、頭のフラツキが取れた。やはり降圧剤による調整が効いているのかもしれない。何日おきに服用という基準がわかると好都合なのだが。脳梗塞の薬の「本命」を常時服用し、降圧剤を、調整に使って、３錠＋３錠の体制で、間隔日数は結果により調整するようにする。変化の波を緩やかに抑えて行くことにする。波の変化に十分注意すること。しばらくこれに徹するつもり。
　北海道の遭難船も目下捜索中である。可哀想なことをしてしまったものだ。

朧ながら晴れ空　４月最後の週になる
　連休には、去年の人出の７割には戻ると言う。コロナに充分警戒して欲しい。社会全体に、警戒心が緩む雰囲気が感じられる。ヤケになる気持ちも充分に分かるが…。大人と子供のあつかいのずれ、後遺症の度合いの違い、老人の特別な危険度、など、手当に差異がある場合など、扱いが難しくなるらしい。しかし、ただ解除となると、方針を失って、何もしなくなる危険性もある。未だ、感染の危険性も継続しているのに、曖昧に終わると、今後の対応がズボラになるのではないか。収まるまで少し我慢すれば、麻疹（ハシカ）などの様に扱えるようになるのではないか。
　ウクライナでカトリック系の人たちが、停戦に動き始めたようだ。基督教に限らず,仏教でも、日蓮宗や浄土宗、、創価学会などでも、宗教の力を見せてもよい場だと思うのだが、反戦活動には、あまり積極的ではないようだ。政治のお手伝いではなく本来の活動としても大切な領域だと思うのだが。

どんよりと曇り空　今日は雨の予想
　語彙の定義を綿密に限定して行く、Ｙ兄の研究姿勢の基本は徹底している。実際に使われている例を数値的にも明らかにして、使用頻度としてとらえている。ムードでいい加減な扱いをしない。数字に強い彼の特徴だ。僕なんかは気分だけで前へ進んでしまう。彼は、より正確な分析に近付ける体質を備えているのだ。論文を読み進みながら、そんな印象を強めた。まだまだ良い仕事が出来ると思う。期待したい。深く中味の質問をしたいが、弓の弦とハヅが出て来たことでもう僕の感覚は感無量なのだ。「知っていたはずだ」のハズと語源が接しているとは夢にも思わなかった。これ以上の驚きはない位だ。昨日もこのことを取り上げたが、もう一度書いておきたかった。次のテーマが楽しみになる。
　強いて体を動かしていると、疲れたり、筋肉が痛んだりするものだ。今日は少し体を休めておきたい。掃除と換気はお休みにさせてもらう。一続きの作業として、体が記憶しているので、一旦始めるとワンコースを全部終わらせたくなる。今日は夕方をゆっくりと迎えさせて貰う。

早朝に残月　薄いイワシ雲が残る青空
　今朝２時頃から目が冴えて、眠れなくなる。４時半には起きてしまう。パソコンを入れ、お茶の湯を沸かす。昨日はＹ兄から著作の抜き刷りが送られてきた。大まかには分かるが、ポルトガル語の辞典が接点になって居るなんて、とても古文の世界の論文とは思えない。中味は面白いから、何とか読み進んだ。彼は大変な発見をしたようだ。僕にはそう思える。古文の論理にも、未開発な領域が残っているのだな、と感心している。その発見に彼は寄与しているのだ。地味だが、大変な労力を必要とする仕事だ。何が正しいかを決める実証を固めるのに大変な努力と根気を要する。それに何よりも言葉に関する鋭いセンスが必要になる。どうか研究を維持する体力を大切にしてください。僕は励ます資格はない人間だが、思わず声が出そうになる。
　マスクに始まった、あのコロナの対策がずるずるに弱められそうな雰囲気が、全般に始まりそうな気がする。その医学的な説明が出来ていない。ごく最近、何らかのショッキングな情報が入り、規制に関して対抗する国民が出て来たとか、マスクに対する抵抗があちこちで起きるとか、裁判でも、規制する側に不利な状況が起きてきているとか。国家的な習慣の差が強調されるようになってきた、とか。足並みが揃いにくい読みが先行するようになったのか。不揃いになる説得的条件が見えないままなのだが、経済維持の条件作りが先行しそうな空気が広まりそうだ。
　プーチンが先導するロシアの戦争も終わりそうで終わらない。悲惨な結末になっているのに、世界中が妙に白けている。その中で武器があちこちに流通している。その額は相当なものだ。犠牲者の遺体があちこちに埋められて、ロシアの残虐ぶりを証明している。戦争の他にも、ここ３年ばかりの悪夢のような時の流れを説明して欲しい。ウクライナ人は、何百万人と国外へ流出している。廃墟となったウクライナを誰がどう再興するのか。ロシアはどう責任を取るのか。国連はどう裁くのか。僕は世界全体が廃墟になった錯覚を起こしそうだ。

久し振りに快晴
　よく眠れて気分が良い。おまけに絶好の上天気。清々しい青空だ。今日は久しぶりに外を、少し大周りに出歩いてみよう。昨日耳鼻科へ行くのに大分歩いている。久し振りだったので、足が重かった。少しは軽く歩けるだろう。
　ロシアは、最終攻撃に予定していた、ウクライナの製鉄所への総攻撃を中止したようだ。非常にやりにくいし、やれば悲惨な戦いになる。敵味方に大きな被害も予想される。残虐行為が批判されている現状に上積みすることになる。最終攻撃目標を変更したのかも知れない。ウクライナは、一貫して、降伏を拒否して、戦うことを通告している。停戦交渉は、中断した形だ。
　僕が生きて来て、いろんな意味で魅かれたり、反発したりして、影響を受けて来た著名人が、続々と死んで行った。最近から遡って並べてみる。柳生博85歳（俳優）、藤子不二雄88歳（漫画家）、佐藤忠男91歳（映画評論家）、宝田明87歳（俳優）、西村京太郎91歳（ミステリー作家）、西郷輝彦75歳（歌手、俳優）、石原慎太郎89歳（作家）、水島新司82歳（漫画家）、川田孝子85歳（童謡歌手）、古谷三敏83歳（漫画家）、瀬戸内寂聴99歳（作家）、細木数子83歳（占師）と、10人に余る人物が上がった。ごく最近だけでもこんなに大勢と言う実感。様々な影響を世の中に遺してこの世を去った。石原慎太郎は、「太陽の季節」という言葉を遺して、弟の裕次郎に先立たれながら、政治にも手を出して亡くなった。僕が６月まで生きていれば、丁度同じ年になる。充分余波を受けた同期と言えるだろう。西村京太郎の作品は、ほとんど全部読んでしまった。水島の「ドカベン」も好きな漫画であった。寂聴さんや細木数子など宗教家の生き方にも興味は深まった。佐藤の映画の見方にもずいぶん教えられた。懐かしく思いだされるのは、川田正子、孝子姉妹の童謡歌手も心に残っている。並べてみると、僕の世代のあちこちで惑わされたり、迷わされたりした記憶が残っている。思い出として残った印象は、全て懐かしさだけのように思う。間もなく僕も同じ道を歩むようになる。勿論無名のままだ。

時折日差しが漏れる、でも曇り
　ウクライナでは、巨大な製鉄所の地下に、兵士の他に、老人、婦人、子供らが避難している。そんな所で、最後の決戦とは、何を意味するのか。味方の弱者を人質に使って、部隊を守っているようにも聞こえる。それでロシアは攻め込めずにいるのか。それともこれから踏み込んで来るのか。地形から言っても、かなり残虐な攻め方を使って来るのではないか。弱者をどのように守りながら、負けの戦いをやるのかと思っていた。出掛ける要件が出来て、まだしっかりと見届けることが出来ずにいる。
　ここで、とんでもない情報が入ってきた。ロシアでは、大陸間弾道弾の実験に成功したと言う。しかもそれには核弾頭10個を装備可能だとも言う。最近の北朝鮮の発見などと関連があるのかどうか。要するに原爆がついに実用化されてしまうと言うことだ。その事実の前に、人間たちが、どういう姿勢を取るか。一斉にロシア服従に転ずるのであろうか。ウクライナの問題は、前座の出し物になってしまうのか。恐ろしい時代になって来る予感がする。いっそ誰にも使えない手段として封印が出来れば一番良い。使えば、地球は破滅だ。
　さらに、中国の医学の権威が、コロナに敗北の姿勢を見せている。あの強力な検査と発見、全員対応のワクチン接種、交通路の遮断で有名になった強力な対応政策も、腰砕けになりそうだ。当面はこれまでの路線を続けることになるだろうが、理論的な根拠は挫折するのだろう。つまりコロナとの闘いに敗北したことになってしまう。少なくとも勝てないことがはっきりして来たと言う事か。ともかく、真偽を含めて、どの問題ももう少し真剣な検討を要することだ。

朝、プラゴミを団地のごみ置き場に置きに行く途中も、雨がぱらつく
　桜がほぼ終わってから、雨が目立つ。昨夜の和子の帰りは、７時過ぎになった。２度電話が入ったから、心配はしなかったが、予定より遅かったので気になった。歳をとると、いつ何があるか分からない。子供と同じに転ぶ事故だってある。交通事故も多い。元気なのは結構だが、足元にも要注意だ。僕のように余り出歩けなくなると寂しくなる。この頃は、リハビリも回数が減ってきている。生活上の作業優先でリハビリに替えている感じだ。それでも十分だと思っている。「こまめに体を使え」がスローガンだ。外に出るにはそれだけの心構えが必要だ。和子にはややウッカリな所があるから、出掛ける時には、いつも「注意して！」と念を押している。それでも忘れ物が矢鱈多くなっている。昨日は、さすがに疲れたのか、今朝は水仕事に時間をかけていたが、今は床に就いて休んでいる。
　僕の病気は脳梗塞だ。そう重くない種類のものだと思う。発病した時は、全身麻痺を起こして歩けなくなったが、短時日で、回復した。その時は極端な悪寒を示し、酷く吐いた。落ち着いてからも、体中の手足に運動機能の低下がみられた。病院では、つかまり立ちする車でトイレに通った。そろそろ４年目に入るが、ほぼ体の動きは平常に戻った。血圧は、薬で調整してきた。血管の働きを正常にさせる「本流」的飲み薬で、血管の壁を守り、血圧を抑えている。これだけでは血圧は次第に上昇するので、補助に降圧剤を3錠飲む。そうすると今度は僕の場合、血圧が低く安定してしまい、低血圧症状が現れ、フラツキが出る。これが現状だと思われる。「本流」を継続的に飲み、降圧剤を断続的に併用して、調節している。中々難しい操作で何時も手こずっている。この調整は、医者も指導がやりにくいらしく、自分で考えて継続している。降圧剤の併用の切り替えがポイントだと思っている。未だに自信がある訳ではない。「自信のある我流」でやっている。もし間違っていれば、そのままアウトになる。低すぎてもいけないのだと思うが、その辺の医者の示唆は中々貰えない。降圧剤を飲んでないと言うと、「飲まなきゃ駄目ですよ」と注意されるだけだ。この辺が一番の不安な点だが、家庭と病院では、血圧計の表示にずれがある。病院では140〜160くらいが上なのだが、家庭では110台位の数値が多い。病院の計器では高血圧だが、家庭では低血圧と言う感じだ。僕は我流で低血圧気味に調整している。医者からは特に忠告はない。
　こんな風に現状を述べたことは初めてだ。今のところ問題は起きていない。若い頃からお世話になっている地元の医師は、OKだろうと言っている。

昨日の雨は、朝方すっかり上がったのだが、その晴天ももう曇り空へと急変
　和子は、大内さんと再び新宿まで出かけて行った。前回の大内さんの買い物が途中になって居て、一緒に付き合うことになったようだ。５時か６時頃の帰宅になる様な事で、出かけて行った。とすると僕の方は、いつもより少し早めのペースで、掃除や換気をやっておく必要がある。５時10分現在、全て終了して居る。和子がいつ帰っても、食事の支度にかかれる。
　また余計な事をしてしまったようだ。どうも、ファイルの共有とか、その手続きとかが、自動保存の手続きにどう関係があるのか、未だに分からず、余計な手続きをしてしまったようだ。何とか今使っているファイルは保存されているようだ。このままずっと使わせていただきたい。
　ウクライナは、差し迫った最後の切り札の段階に置かれているようだ。ロシアはやみくもに攻めてくるだろうが、大統領もあまり無理をしないで欲しい。貴方の力も度量も、存在もすべてお国には必須なもの。簡単に捨てて良いものではありません。生き残る術も考えてやってください。国民の皆さんの命も、簡単には捨てない様にご指導願いたい。日本でも先の戦争では、玉砕と言って、死を覚悟して、飛行機ごと、敵艦に体当りして行ったものでした。自爆です。戦争をしている皆さん、自分の命を安売りしてはいけません。生き残る術を狡いと考える必要はありません。粘り強く生きて下さい。その手立ても大切に！

昨日と同じ曇り空　荒れると言う予報が出ている
　昨日、夕方に多喜子から電話が入った。僕の葉書を見てのご挨拶だと思う。何とか頑張っているらしい。僕より科学的な人だから、良く考えながら、老いと戦っているようだ。久保木さんも頑張っているらしい。一先ずほっとする。今後、時々便りすることにする。僕の頭の体操にもなる。
　ウクライナは、いよいよ追い込まれてきた。周囲に、SOS（武器援助などを要望）を出して、ロシアの降伏要請には応じないと言っている。全滅を覚悟の国への忠誠のように見える。昔の日本の玉砕を思い出す。ウクライナの指導者は、民族の誇りを旗印にしているから、全滅はしないと決意しながら、玉砕を覚悟している。しかし僕の眼には、その美しさが、いつ世界戦争への誘導に繋がるかも知れないように思える。世界からの武器がウクライナに集積され、それを口実にロシアが核の使用を決意すると、世界的な核戦争へと発展してしまう。非常に危険な状況に置かれていることになる。アメリカや中国なども、頭を抱えているのではないか。ともかく、停戦への道を見出すことは出来ないか。何か国かで仲介の役割を担って、このピンチを切り抜けることは出来ないのか。僕にはこうしている時間にも、戦火で亡くなって行く人がいるかと思うと、列をなすウクライナの避難民の表情と、少年時代に迎えた空襲の記憶が思い出されて、やりきれない思いだ。

曇り空　少し明るくなってきたが、まだ青空は顔を出さない
　Wordでは、今朝もちょっと躓いたが、僕のファイル名の記憶が不確かになってしまったせいだ。また回復したので頑張ろう。確定しているものだけ残して、後は消去することにする。今の僕の記憶力では、直ぐにおぼろになり、該当するファイル名が思い出せない。あちこちに手を出しているうちに、パソコンの方が迷走してしまう。正確な記憶が必要だ。ややこしい仕事をしていれば、こちらの頭も矯正されるかなと考えて、繰り返しているが、どうやらもう無理。あまり無理はせず、ゆっくりやることにする。
　タケシの番組で、参加していたタケシを尊敬するウクライナ人と言う人の話を聞いていて、僕も、余り単純にウクライナ問題を考えるのもいけないと思いだした。いろいろな民族の寄り集まりでの社会的なぶつかり合いにはいろんな側面があって、もう少し勉強が必要だと思い始めた。あの番組にも問題はあるが、とに角「？」マークが多すぎる。しかし、どこの国でも殺し合いだけはどうにかして避けて欲しい。みなさんはどんな風に感じていますか。
　「ウクライナ問題」を、わたしはこう見ている。皆さんはどうお考えですか？　箇条書きでも結構です。出来たらお願いします。

朝降り止んだ空から、青空が見え始め、日差しが覗く　ベランダは雫だらけ
　昨日のロシア艦隊の旗艦「モスクワ」の沈没は、やはりウクライナの攻撃のせいらしい。その結果、ロシアの攻撃は一時低迷したらしいが、やり返しが、心配だ。何とか無益な殺し合いは、停止して欲しい。戦火の、世界への拡大と、武器の残虐化が一番心配だ。冷静に収拾策を考えて欲しい。
　今朝のWordの動きは爽やかだ。文字の変換操作が、とても滑らかだ。保存の作業が上手く行かないと、文字転換までが狂ってしまう。どうか今の調子が継続して欲しい。と言ってる傍から、一度消した後、またもや可笑しくなってきた。人間が機械にからかわれている感じ。何とか書けそうなので続ける。
　ウクライナとロシアとの人種的な区別を良く知らないが、とても良く似た名前が多い。繊細さに多少の違いはあっても、顔立ちなどはよく似ている。それが別の国家に分かれてしまったのには、歴史的な要因があるのだろうが、僕はこのあたりの歴史を良く知らない。日露戦争など危険な関係があったのだけど、細かな事は忘れてしまった。しかし、どんな国とも何らかの、偏見が残存していることが多く、諍いも、友情も他国との間に横たわっているのが普通で、その幸不幸を決めているのだろう。若い人達が、この状態を飛び越えて行く必要がありそうだ。

朝になって降り始めた小雨が降り続く　コーラス「ムクの木」のリハーサルの日
　朝のうちに、この記録を書き始めていたのだが、その記録は消えてしまった。またミスを繰り返したのかもしれない。思い出して、もう一度書き直してみた。コーラス「ムクの木」の今年の本番が５月29日に迫って来て、いよいよリハーサルが、今日行われる。朝から用意をして和子は待ち構えている。先日は、練習が咽喉のアレルギーのために辛そうで、不参加にしようかと言うようなことを言っていたのだが、どうやら「参加」に態度を決めたようだ。仲間の圧力で無理してでなければ良いが、と心配している。さっき帰って来て、一緒にコーヒーを飲んだが、何とか大丈夫そうだ。様子を、よく見ていよう。
　テレビのニュースで、「黒海」に派遣されている、ロシアの「モスクワ艦隊」の旗艦が炎上し、沈没したと言う。最近の戦争は、距離感覚が大幅に拡大しているため、ミサイルの航跡を追うのは大変だ。何処の何が原因かの判断は難しい。ロシアの士気には影響するだろう。とにかく早く停戦に導いて欲しい。

天候悪化か　濃厚な曇り
　今日は二日分の記録になる。
　４、５日分の自動保存が飛んでしまった。危うく「たそがれ」に欠損部分が出る所だった。ブログの「たそがれ」がないと記録紛失になってしまう所だ。どうも自動記録の保存がスムーズに行かない。僕の頭に手続きの手順が未だにすっきりと入って居ない。可成りのボケなのだろう。今、保存用のファイルの名前を更新。何とか続きそうだ。僕の体調の方は、どうもすっきりしない。昨日の「快晴」の親戚のようだ。晴れているのに色調が冴えない。「苦痛に耐えている色」が消えないのだ。雲にもいろいろ悩みがあるのだろう。今日は、明らかな天候悪化の兆しだ。体調の方はそんなに心配はいらない。
　一昨日、ここまで書いて、昨日の朝は、多喜子（妹）への葉書を書き始め、葉書のプリントが上手く行かず、失敗を重ねているうちに、「たそがれ」の原稿をＮ兄に送るのを忘れてしまった。と言うことで、昨日の「たそがれ」は、未記載のままになって居る。今日14日の分と一緒に纏めて書いて、送稿することにする。
　午前中に、多喜子への葉書を書き上げ、ポストへ出しに行って来た。歩行中に、リハビリが中断しているのが、体調に響いているのを痛感する。手足の動きが硬く鈍くなっている。また始めなくてはな、と思いながら、少しづつ手足が堅くなって行くのを感じている。頭のぐらつきが治らないのも響いている。動けないのではなく、怖くなって動かないのだと思う。注意は必要だが、こまめに動く生活が必要だと思う。ウクライナも大切だが、自分の体の事を忘れてはいけない。

淡い青空　寂しい快晴　ポリごみの処理が遅れていた　慌ててまとめる

澄んだ快晴　夜中の目覚めを明け方補った形、気分は結構良好
　ウクライナ戦争は、ロシアに新司令官が配属され、近く東部に攻撃がかけられるようだ。かなり激しい攻撃が予想されると言う。悲しい場面の展開を恐れるのみだ。新司令官の前歴が気になる。
　文豪の夢も、シンフォニーの旋律も、バレーの美しい姿態のリズムもどこに行ってしまったのだろう。今テレビで様子を見たら、予想通りのムカツク状況に落ちて居るようだ。人間が置かれている状況は最低の地獄だなと言う実感。人間が作ろうとしているものも、政治のリーダーたちも、兵士の質も、司令官も、発明したいものも、やりたいこと、見たい夢も最低になってしまった。行動の締めくくりが自分でつけられないのだ。悪魔がニタニタ笑っているだけだ。ウクライナの国民の遭遇している不幸をどうしたらいいのだ！

マダラ雲の散乱する青空　元に戻った感じ
　昨日は、やや疲れが出て、掃除は省略、換気は和子に任せた。朝の元気はカラ元気だったか。今日は、様子を見て、行動を決定する。ヘチマ状の脳みそが見えるような自覚がある時は、警戒した方が良いと思っている。体のあちこちに痛みも生じる。激しい動きはセーブして、時々横になるようにしている。
　今していたことをすぐ忘れると言う現象が頻繁に起きる。部屋を変えているうちに、これからやろうとしていたことを忘れてしまう。「エート、何をするつもりだったヶ？」と言う具合。ボケと言うか、耄碌と言うか、そんな生易しいものではないかもしれない。和子にも同じような現象が現れている。さっき「ヘチマ状の脳みそのイメージ」と書いたが「まさにスカスカと言う」感じ。絞ってみたら、タオルが小さな台布巾の小切れになってしまった、そんな感じだ。自分自身の存在がカボチャの種位になって居るのだ。かと言って、病人になり切る気にもなれない。まさに迷いのステージに紛れ込んでいるのだ。
　良くても悪くても、ロシアにストップを掛けなければ、ウクライナ戦争は止められない。経済、政治から言っても、ロシアが耳を貸すような立場に居る国家はないのだろうか。このままではウクライナが悲惨過ぎて観ていられない。後始末的援助だけではなく、一歩前に出た援助が出来ないものだろうか。アメリカなどは力はあっても、意地が邪魔して素直な気持にはなれないだろう。国連の中にそんな苦労人の政治家は居ないのだろうか。大国を目指している中国を考えたが、立場がロシアに近すぎるのかも知れない。中国自体がもう少しアメリカなどとの許容性があれば良かったのだが、突っ張り合っていて、和平のとっかかりを望むのは無理かもしれない。日本が自ら買って出るには、今の政府では力不足であろう。とに角、今の世界状況を見かねている。生命尊重の気持がもっと大事にされてしかるべきだ。ウクライナの潔癖さが、ますます犠牲者を積み重ねて行ってしまう。結果を急ぎたい。

快晴更に続く　青空の不透明さが無くなって来た　花曇りを卒業か
　良く眠れた。今日一日元気でやれそうだ。
　ウクライナで、また駅へのミサイル攻撃があったようだ。市民の大量死は必然。敵国だと、避難民までも標的にしている。戦闘員と市民を区別しない非道さをどう見たらよい？ 避難中の市民が駅に群がるのは分かり切った読みの筈。相手国の国民全員が「敵」にされている。もっとも、日本も曽てはそうだったのを記憶している。B29は、明らかに民衆の家屋を標的にしていた。空を覆いつくす大編隊の襲来の状況が今でも忘れられない。戦争そのものが、悪なのだ。人を殺すことに、良し悪しはない。現代にも未だ死刑があるが、これも悲しい現実だ。人間の悲しい現実の一つだ。戦争は、間違いなく最大の殺人事件だ。
　毎年、４月は各組織の総会月になって居る。24日(日)が管理組合、17日(日)に10時半から自治会、同じ日の午後２時からみどり会が、総会を予定している。それぞれ出席表か委任状を提出することになって居る。既に味噌っかすになっている僕はいずれも委任状の類になる。みどり会だけは、和子が出てくれる予定だ。

快晴続く
　コロナにこれだけ苦しめられていても、マスクをするのが嫌で、乱暴して暴れる人もいる。ワクチン注射をするのは危険だと思い込んで、接種会場に暴れ込む人もいる。僕らが小さな頃は、疱瘡とかジフテリアやコレラ、ペスト、もっと一般的なものとしては、麻疹（ハシカ）など、ワクチン接種が常識だった病気があった。注射が怖くて逃げ回る子供以外、これを拒否する人など見られなかった。
　僕は注射が嫌いで、医者が来ると、裏の畑まで逃げ回り、畑の真ん中で捕まって、尻をまくられ、でっかい太い注射を尻っぺたにブスリと刺されたものだ。だから、良い年恰好の大人が本気で拒絶反応を起こすのを見ると、笑いを抑えることが出来ない。医師がもっと自信を持ってブスリとやって貰いたいものだ。
　免疫に関して、しっかりした理論と、経過の指導に的確な自信を身に着けて指導して行って欲しい。新しい種類の菌による流行病に対しては、研究機関の素早い対応によって、ワクチンの準備を整え、国民に不安を与えずに対処できるよう、医療体制を常時整えて置いて欲しい。何世紀も前の様な大騒ぎが起きないようにしたいものだ。同時に、病院や診療所のような医療施設の向上と拡張にも対処できるような建築工事の技術も大切だろう。上の人達に怠慢や油断が出れば、国民レベルには、無知や不法が蔓延っても、当然なのかもしれない。

久し振りの快晴　もう寒い思いはしなくて良さそうだ
　昨日は、今年の最後になるかも知れない、灯油の購入に動員された。運んで帰ってから、ポリタンをセットするまでが結構手数がかかる。必要になったら直ぐ給油できるようにすべての用意を済ませておくと、結構力を使うことになる。終わるとホッとする。体力が無くなって来ているので、それに気づくのが一層気分に響く。しかしこれでもリハビリになっていると信じて、やっている。
　ウクライナでは、ブチャ市民の惨殺死体が見つかり、ジェノサイドだと抗議がロシアに集中している。その後、ボロディアンカでも、市民26名の酷い死体が発見され、兵士たちの乱脈な行動が指摘されている。200名以上の所在不明者も出ている。一般市民の意図的殺害は、戦争犯罪として扱われる。ロシア兵士の雑談も録音されており、それからも指摘が誤りではないことが明白になって居る。責任は重大である。
　コロナの７回目の揺れ返しも、どうやら事実であるような数字が続いている。どうか油断をなされないようにご注意ください。何事もなく６月４日を迎えられれば、僕も89歳に手が届く。もう一年生きていられれば、90台に手が届き、さらにもう１年凌げれば、恒兄貴に追い付けるのだが、難しいかも…。

高曇りで陽射しも漏れる　好天も期待出来るかも
　また３時ごろ目が覚めたが、いつごろまで元気で居られるのかと、気にし始めて眠れなくなった。時計の針の分針が、数えるのと歩調を合わせて進まないのが気になり始める。世界はどのように変わって行くのだろう。どこの国の人達にも優しくなって行くのだろうか。僕の雑文が祈り続けて来た道を歩んでくれるのだろうか。現実は、ますます激しく進んでいるが…。
　「不安な世の中に囲まれている感じがして、鬱陶しい」、和子がわざわざやって来て、呟いた。「テレビを見ていても、気が重くなって仕方がない、気分と言うより体がもたない。」彼女の言うとおりだ。そのムードが平然と通って行くのが不思議だ。世界が狂い始めている。一生のうちに、２回もそんな時代を迎えるなんて。余程運が悪い。でも災害に2度ぶつかる人もいる。津波被害に襲われた人もいるし、台風に住処を奪われた人だっているのだ。耐えて、老齢にも負けず頑張らなくてはならない。原爆戦争にしても、広島直後には、この世の地獄と誰もが思っていたのに、「必要なら、細菌戦でも、生物兵器でも、核戦争でもやるしかない」と言う声も聞こえてくる。人間の心の鈍化ほど早いものはない。そんな時代には、もう生きていたくない。尤も一生戦乱最中で終わって行く人だっていたのに違いない。
　昨日は沈黙を続けていたＹ兄からメールが入った。何故か気分がホッとした。しかし全般的には、僕の周りも、活気が無くなって来ている。湿っぽいのも、辛気臭いのも、好きではない。

どんよりと曇っている
　早めに寝たせいか、５時半には、違和感なく起きられた。
もうこの歳になると、

食べて寝て、いつになったらあの世逝き
　　　　　コロナだけにはなりたくないぞ

と、じゃじゃばって生きているような感じで、一日一日を生活している。早々とコロナ体験をして免疫を作り、伸び伸びと生きていくのと、どっちがいいか分からない。しかし、志村けんさんのような方も居られる。良く知らない事には誰でも弱いものだ。
　昨日やったパソコンの手入れについては、今の所快適だ。多少スピードも上がったような気もする。滑らかになってきたことは確かだ。ずっと続いて欲しい。
　ウクライナ戦争で、ロシア兵の戦争責任が問われている。当然な事とは云え、人は確かに残虐な生き物だ。日本でも終戦後、戦争責任が問われた。東条さん達が絞首刑になった。戦場現場でも、兵士たちの行動が問われた。法律に従ってやっていることが、その場でやってしまったことと心情的には根が一緒とも言えるのではないか。残虐性を持っていると言う現実に目を向けるのは正しいと思う。西部劇でも、絞首台はいくらでも出て来る。これも残虐な風景ではないか。悲しい現実、と言うしかない。絞首刑は、今でも「現実」だ。
　今テレビでニュースを見たが、ウクライナでのロシア軍のジェノサイドが問題になって来ている。今後大きな問題となって来そうだ。ロシアは全面否定しているが、ヨーロッパ諸国では、既にロシアの外交官追放の動きが始まっている。ロシアは、食料の流通拒否を手段にして行こうとしそうな姿勢を示している。世界は大きく動きそうだ。不安が募る。

空は薄雲に覆われ、うっすらと日差しも差すが曇りの部類
　和子が、また大内さんと出かけることになった。家でゆっくりしていた方が楽だろうに。僕の方は、仕事だけ済ませて、後は一人でのんびりできる。こんな時、重要要件の電話など入ると、お手上げだ。相手の名前を確認し、時間を切ってかけ直して貰うしかない。「耳なし芳一」の留守番であることを大いに宣伝して、かけ直して貰う。
　今朝、パソコンの係から連絡が入り、余分な不要ファイルを消去しようと言う連絡が入り、大分速度も落ちて来ていたので、依頼してしまった。結果がどうなったかは、少し使ってみないと分からない。思い切った大手術のつもりで処理を任せた。一番重要な「たそがれ」関係は、支障なかったようだ。もうそれと、メールの操作に異常がなければ、OKのつもりだ。だんだんボロが出て来るかもしれないが、その時はその時と、諦めている。

また雨になる
　朝から本格的に降っている。このあたりでは珍しい位の降り方だ。
　プーチンが病気になったらしい。戦争現場の悲惨さに、責任追及の声が高まって来たために、仮病を使っているのではないか。もし病気なら、恐らく精神病であろう。早く戦争を正式にケリをつけて、復興の道を付けなければならない。責任追及は正式な機関が着手しなければならない。
　年金の制度がまた変わるらしい。この種の理解が下手なので、勉強しなければならない。特に病気後、理解力が無くなっている。どう変わるのか、ポイントだけは掴んでおかなければなるまい。テレビ放送もスタイルが変わって来たようで、分かり難い。マイナンバーカードの手続きもしてない。写真を撮るのもおっくうだ。時代遅れになりそうだが面倒臭い。和子もだんだん年を取るにつれて、いろんなことを億劫がるようになってきた。昔はもっと口うるさく催促して来たものだが。二人そろって面倒くさがりになって行く。

雨上がりの曇天　時々ポツリ
　ロシアは、ウクライナをどうするつもりだろう。主要な都市をぼこぼこにしてしまい、それを建設して育ててきた住民たちは、散り散りばらばらに避難してしまった。皆、身内の人達とも言うべき人達だった筈だ。どう再建するつもりだろう。創ると言う歴史と、壊すと言う歴史は、そう簡単にはつながらない。個人の利己的な頭の中で組み立てるようには行かないのだ。人間たちが、交じり合って作り上げてきた住みかと言うものは、そう簡単には作り直せない。味方である筈のロシア人までが、ため息をつくであろう。80パーセントを超すプーチンへの支持率も雪崩のように消失して行くだろう。戦争の行方は虚しいものだ。早く停戦して、再建の道を開くしか道はない。重大な責任を背負って、指導者の道を降りるべきだ。
　Ｎ兄からメールが入る。僕の左足の親指の痛みを心配してくれ、痛風の兆しではないかと、参考資料を送ってくれた。持つべきは友、今までもどんなに励ましになったか知れない。感謝している。

薄綿雲の散らばる快晴
　左足の親指が痛いのが治らない。立ち座りの時に捻挫したのではないか。動きが不自由になることは、極力避けねばならない。身軽でいることは、健康のポイントだと思っている。注意しよう。
　この間、僕が３月29日に提起した質問に対する、Ｎ兄の回答を、紹介しようと思っていて、まだやって居なかった。質問と言うのは、最近よく使われている「サイバー攻撃」などというサイバーとは何か、と言う事だった。

「サイバー」という言葉のもとになったのは、サイバネティクス（Cybernetics）という言葉だと思います。
　「サイバネティクス」とは、生物と機械における制御と通信を統一的に認識し、研究する理論の体系です。ノーバート・ウィーナー(1894〜1964)が、第二次大戦中に構想し、戦後すぐに提唱した新たな学問分野だそうです。ウィーナーは「神童」として知られ、ハーバード大学のスラブ語教師だった父親レオによって実験的な英才教育を受け、11歳でタフツ・カレッジに入学、14歳で数学の学士号をとり、18歳でハーバード大学から「数理論理学」の博士号をとった天才です。僕らが大学生のころ、ノーバート・ウィーナーの自伝『サイバネティクスはいかに生まれたか』（筑摩書房）が出て、興味深く読んだことを覚えています。
　「サイバー」は、このサイバネティクスから生まれた言葉で、他の言葉と結びついて、インターネットが形成する情報空間（サイバー スペース）を指す「語素」として使われます。用例として、サイバービジネス、サイバー犯罪、サイバー攻撃、サイバーテロ、サイバーセキュリティ、などなど。

と言う答えのメールを貰った。皆さんにもご紹介しておく。僕は、学習が遅れていて、的確な理解をしていなかった。怖いくらいに進化が進んで行くとは思うのだが、人間の心情そのものがどうなって行くのかも考えないと、とんでもない「お化け」が出て来そうな不安を感じる。どんな進化も人間の質が決めて行くこと。本当の進化を追い求めて行こう。

雨上がったばかりの曇り空　エイプリルフールの日
　今朝も、早過ぎる目覚めで、４時前に起きてしまった。７時間は寝ているから寝不足の心配は左程ないだろう。まだ眠れるかどうかは、今までの勘で分かる。うじうじと眠れずに床に入っているのが嫌いなのだ。
　細かくは書けないが、大泉の青春時代の思い出として、Ｎ兄、Ｈ兄と僕の３人の「エイプリルフール」に関する思い出がある日だ。この日になるといつも真っ先に思いだす。青春時代の悪戯の思い出だ。どこかで書いたことがあるかも知れないが、今回は省略。
　昨日は、買い物に出た和子から電話があり、荷物が重くなったから、リュックの出動をお願いしたいと言うのだ。雨も降り出していたせいもあるのだろう。掃除と換気が終了した所だったので、OKしてすぐに出かけた。足に昨日の疲れを感じたが、丁度良い筋肉ほぐしになった感じだ。
　日系のロシア国民だった人が、告発的な発言を始めている。それによるとプーチンはソ連崩壊が生んだ不良官僚で、ロシア国の指導部を独占的に掌握し、その後のロシア政権の実権独占に成功した男のようだ。ソ連邦の後、そのような不良政治家がはびこる余地があるとは、思っても居なかった。社会主義の後釜に、そんな悪の残痕が生じていたとは夢にも思っていなかった。しかし、この番組を見てから、「あり得るかもしれない」と言う気持ちが、急増大してきた。裏切られた気持ちが、今度の戦争で死んだ人たちへの哀れみを増大させ、彼への憎しみになって来た。しかし真相を知りたい気持ちが、入道雲の様に急上昇してきた。今は心を取り乱している訳ではない。裏切られた気持を整理しようと、努めて冷静になろうと努力している。

晴れ　稀に見る花見の疲れが残る　明日から４月に入る
　昨日の疲れでぐっすり眠ったようだ。会場まで歩いたのが、最近には滅多にないリハビリになったようだ。やはり体調に異常がない限り、歩いた方が良いようだ。また努めて歩こう。いよいよ４月を迎える。元気を出そう。
　何やら嘘っぽい停戦交渉に気をもみながら、ウクライナ情報を眺めるようになってしまった。確かな事実は、平民たちが生活に異常をきたして大変苦しんでいると言う事だけだ。しかも戦火の下でそれが展開されている。小さな子供も、お産途上の女性も、病人も、体の不自由な人たちも、もがき苦しんでいる。早く停戦して、辛くとも、再建途上の径でなら、頑張りようも出て来るのではないか。新しい未来への願いも生まれてくる。残念だが、もうしばらく耐えて生きよう。辛い応援団に身を落とすより仕方ない。

晴れ　雲多く、？マーク付きの晴れ　団地の老人会の花見会
　昨日は酒も飲まずに逆上していたようだ。賢明なＮ兄が、僕のメールの中身を無視してくれて、助かった。今日お詫びとお礼のメールを送るつもりだ。ウクライナの実情に逆上したのだと思う。公的な場で、失礼をしてしまった。皆さんにもお詫びします。ウクライナの皆さんにもこの場を使ってお詫びします。もっと落ち着いて考え、書くことに努めます。そうでなければ、書くのを止めます。どうかしていました。すみません、と言う気持ちです。
　花見と言ってもお酒厳禁、茣蓙も禁止。少数単位で、歩きながら、観賞する。だから団体で行っても、あまり意味がないのだ。桜とのデートオンリーになる。僕にとっては、これも貴重な思い出になるかも知れない。嬉しい「花見」にして来よう。
　行ってみたら、桜の古木の下に段ボールを敷いて、用意したお弁当を食べる。ジュースやお茶も飲める。お酒が用意されていないだけで、体を十分に伸ばして暢気に楽しめた。懐かしい仲間にもゆっくりお目にかかり議論はマスクで遮られるが、挨拶程度の会話は可能だ。とても楽しかった。ここだけで十分疲れてしまい、真直ぐ帰宅した。思い出に残る会になった。僕は、カミさんと大内女史、みどり会を立派に育ててくれ、跡継ぎのバトンタッチも鮮やかだった只野現会長と一緒のグループで楽しく過ごした。心地よい疲労感で帰宅した。

花曇りだが、今日は、東京では雨になるらしい
　和子は、大内さんと、新宿の、小俣さんの御店に出かけるらしい。午前中から、留守になる。僕の一日の予定は変わらない。昨夜は定期的な風呂にも入ったし、明日は何年振りかで、老人会のお花見に参加してみる。お酒も駄目で、小グループ単位に、シートに座るのではなく、歩きながらの観賞になるが、チャンスもだんだん少なくなるし、桜見物もこれが最後になるかも知れないので、参加してみたい。
　ウクライナでは、戦死者が、また沢山出たようだ。一時萎んでいたロシヤが挽回して来て、停戦交渉もウクライナ有利に進められそうもない状況だ。時間が経てば経つほど、大国有利に傾いて来るだろう。戦闘に他の国が参加すれば、世界大戦に拡大する危険が高まる。多少の不利は、今後の問題という体制でも、停戦へ、早めに到達する方が良いのではないか。長期の世界大戦へと転化する不幸を一番恐れる。
　最近、「サイバー」と言う言葉が、よく出て来るが、一般的には自動制御操作の領域を言う意味で使われてきた。コンピューターが発達し、様々な領域で、独自判断による決定の出来るプログラムにより操作を行って行くことが可能な行動を「サイバー」と呼んでいるようだ。僕も素人で良く分からないが、コンピューターの発達により、この領域が拡大し、高度化して、武器や戦場などでも、生身を危険に曝さずに使用し始めたようだ。当然犠牲者は、大量生産されるだろう。経済的操作や金融機関にも応用されている。医学の面でも、医師の手を大いに助けているようだ。しかし戦争にまで利用されるようになると、身震いを禁じ得ない。どなたか、僕のような素人でも、分かるような参考書があればご推薦願いたい。

文字通りの花曇り
　また３時頃から眠れなくなった。と言っても７時間は寝ているので、起きてしまった。壁時計の分針の動きを見つめて、メモリの数を刻んでいたりすると、まだ眠れる時には、直ぐ眠気が出て来て、やがて眠れるものだ。駄目な時には、ますます目が冴えてくる。こんな時は起きてしまうに限る。
　自動保存が切れていたので、マークを押して、新ファイル名に変更し、登録する。こうして置かないと、突如消えてしまうのだ。馬鹿だからやっと気づいた。でも耄碌が始まっているので、また繰り返すかもしれない。これでやっと安心して記録を始められる。
　昨日は、相撲の千秋楽だった。新関脇の若隆景が優勝すると言う珍しい事になった。新関脇の優勝は、双葉山以来、86年振りの出来事だと言う。僕が老いてから、相撲を再び見始めた去年だったか、優勝候補に挙げたことのある力士だ。鋭い動きが目に留まったのだろう。その時は、期待を裏切られた。今後の出世を期待したい。
　アメリカのバイデン大統領が、ワルシャワでの演説で、ロシアのプーチン大統領を「権力の座に置いておけない人間」と評したことが、話題になって居る。ロシアからは「暴言だ」と批判が上がり、自国でも「今後の交渉に障る失言だ」との批判が広がっていると言う。草稿にはなかった発言で、確かに政治家としては感情的過ぎる発言だろうが、気持ちは良く分かる。しかし、一刻も早く停戦を実現して欲しい。

くすんだ青の快晴　天候悪化の予想
　ウクライナでは、ロシア軍による地方自治体の首長逮捕が目立つ。ロシアの意思で、他国の行政を牛耳ろうと言うのだろう。まさに侵略以外の何物でもない。そういうやり方で、いろいろな民族、いろいろな文化を持った種族との融和が取れると思っているのだろうか。融和は力による支配ではなく、理解と友情とで深まるものだ。様々な地方の自然や習慣、宗教を含めた文化の中で育って来たものを、尊重しながら地球と言う共同体を育てて来たのが、われわれ人間だ。自分たちと異なる特徴を持つ種族を異端視するのは、文明の多様性を遠ざけ、地上の連帯性を破壊するだけだ。理解と融和こそ人間社会の質を高め、多様性を深めて行く道なのだ。無駄な人殺しを広めたり、方法を苦慮したりするのは、馬鹿げた悪魔の所業だ。

朝から曇り、予報は雨に変わると言う
　コロナの感染は、少しずつ減ってきているが、速度は鈍い。開花した桜もこの雨でやられてしまうだろう。不運な桜たちだ。全開を観ずに、終わってしまう。しかし、新たな発見もあった。ハクモクレンが終ってしまったと、数日前に書いたが、思い違いで、今が真っ盛り。勘違いだった。桜と違ってハクモクレンは、茶色に色変わりしても、枝にしがみついている方だった。散る頃には、すっかり色変わりして、どさっと落ちる。木の根元が枯れた花弁で埋もれるほどだ。花と同様枯れた花弁迄どっさり豊かだ。毎年見て来たのに、僕の方がボケて来たのだろう。メンボクない。
　ウクライナ戦争で伝えられているニュースの中の数字は余り当てにならない。特にロシアの戦死者の数字などは、全く当てにならない。多く宣伝したい側と、少なく発表しておきたい側の差なのか、「実は５、６万は死んでいる」というのから、「正しくは、1351人だ」と言うのまである。戦争に「デマ」は付き物だ。ミサイル実験の「嘘本当」もどこまで信用したらいいのか、まるで分らない。アメリカは、ロシアのミサイルの精度は６割程度だったと報じている。外れたミサイルはどこに着弾したのだろうか。添付された写真には、ミサイルの元のままの姿が、ゴロンと写っていた。僕の子供の頃の戦争の、艦船の撃沈数のニュースでも、数字はまったく当てにならなかった。戦争に嘘は付き物だと思っている。
　食糧事情が悪化しているのに、ミサイルの開発に血道を上げている、よく太った総統が居る。他国の大臣に「ロケットマン」とあだ名された。頭の中で世界戦争を空想し、敵国の主だった都市を一斉に破壊する夢を見ているようだ。それが可能になったと言って昨日は、餓鬼のように喜んでいた顔が忘れられない。まるで世の中危険な演出の夢の舞台だ。なのに、僕は、怖がって、震え上がっている。

晴だが、もやもやっと空一杯に真綿が拡がっている
　昨夜は良く眠れた。いつもウクライナの事が頭にあるが、昨夜は忘れて熟眠した。
　ロシアは各国から、爪弾きになるだろうが、それを防ぐためにも、幹部の中の意思統一を図るべきだ。なぜこれまでのような発想が出て来るのか、徹底的に討論するべきだ。それが出来なかった原因を真剣に考える必要がある。それにしても、ロシア側の戦死者の数の多い事にはびっくりした。この短い間に、５、６万は亡くなっているらしい。アメリカは勿論、各国が続々と食料だけでなく、医薬品や兵器の応援をしている。昔と違って質が高い兵器なのだろう。質が高いと言うのは、殺傷能力があると言うことだ。ロシア側も、盛んに生物兵器とか、核兵器の使用をちらつかせている。これは地上生物全滅戦争に通ずる。使う側がどちらであろうと、それはこちらにもいずれ跳ね返ってくることだ。喜んでいる訳には行かない。早く戦闘停止の時がやって来ないかと、はらはらしながら、戦況を見ている。人類絶滅など、真っ平御免である。
　今朝もまた、自動保存が上手く行かなかったが、何とか食い止めた。どうやら毎日ファイル名を変える必要がありそうだ。いつも、「未だ大丈夫だ」とハラハラしながら、記録を続けている。これを基にして「たそがれ」の記録原稿ができるのだ。
　【追加】今日は、非道いニュースが相次いだ。ロシアのプーチンが、情勢に行き詰まり、「国家存亡の危機の中では、化学兵器や核兵器の使用もやむを得ない」と宣言し、正式に公表した。
　これで、核兵器が公然と使用されるのかと恐怖を感じている所へ、今度は、北朝鮮が、昨日撃ち上げた弾道ミサイルは、アメリカ本土のすべての領域に飛行可能なミサイルであり、同時に５個までの弾頭を搭載可能なミサイルで、実験は完全に成功したと発表した。聞いていて僕は愕然とした。ロシアだけへの姿勢を決めかねて居た僕は、これは北朝鮮とロシアの野合が可能になるな、と感じ、思わず震えが出た。世界史も大きく変わって来るのではないか。ロシアの核使用の公然たる使用容認の意思表示に困惑していた所へ、「北」のミサイル開発成功が重なる不運をが重なった。これらの事件が、歴史の流れを変えて行くのではないかと呆然としている。絶望的になった。しかしまだ決まった訳ではない。歴史の展開はそんな簡単な、単純なものではないと否定したいが、皆さんにもよく考えて頂こう。この追加分を「たそがれ」送稿を毎日委託しているＮ兄に、慌てて送稿する次第だ。

水蒸気のもやもやが感じられるが、一応晴
　苦心して回復させた「たそがれ」用の文章が、また突如消えてしまった。折角繋ぎが出来たと思った瞬間の出来事だ。今このページを見つけて、作業に取り掛かったばかりだった。悪戯をされているか、妨害を受けているとしか思えない。今回が初めてではない。少し良好な時期が続いたが、今は最悪だ。「コケにされている」と言う表現は、このためにあるのだろう。病気上がりの僕の寿命はますます縮まってゆく。僕には書き続けること位しか出来ることはないのだ。しんどい。たまらない。少し休もう。
　Ｙ兄から時折メールが飛び込む。今、国文学上の語彙の用法、由来など研究されておられる。著作としても書き溜めて、抄物の語彙語法研究の大作などはすでに出版されている。僕など理解するのは大変な作品だが、分かるものを少しづつ齧らせていただいて居る。大いに刺激になる。
　今の僕は、残り少ない人生を、ウクライナ戦争に関心を奪われている。早く人殺しを辞めて平常に戻ること。壊れた建物を作り直すこと。人間の協力を増強するように話し合いを深めること。共通な平和の敵にだけ力を和わせるようにしたい。

上空は高曇りの状態で一日推移　かなり気温は低い
　夜中に何度も目を覚ます。どれも12時前にだから、短時間に何度も目を覚ましていたようだ。その後、４時頃起きてしまうまで、２、３回はトイレに起きたのだろう。水分をそんなに摂った覚えはない。昼間うたた寝したのに、いつもの８時半ごろ床に就いてしまったのがいけなかったのかも知れない。
　Wordの働きが、非常に悪く、遂に今まで残せた記録が全くダメになってしまった。今日の記録も朝からのがすべてパーになり、また書き直している。
　夕方、ウクライナの大統領から日本の国会議員へのご挨拶が、テレビを通して行われた。予想よりも落ち着いた、筋をしっかり守ったご挨拶だった。信用できる人、と言う印象を受けた。
　日本の電力がピンチと言う情報が伝えられ、灯油が切れてきているのに気づいて、またスタンドまで買いに出かけた。例によって、またリハビリのつもりでカートを押して行くことにした。帰って来てテレビを見ているうちに、電力のピンチは一応切り抜けたと言う情報が入り、ちょっと気が抜けてしまった。

曇り　雨上がりか道路が黒い　ゴミ捨て帰りに、またぽつりと来たような気がする
　夜中の３時過ぎから眠れなくなり、４時半には起きてしまった。昨日のバスの時刻表のコピーが気になって居たので、パソコンを弄り出した。改訂版が非常に似通っていて、間違ったプリントをもとにしていたようだ。自分の頭がイカレテいるのに不首尾の原因を機械のせいにしていたのかも知れない。もう一度点検をしてやり直すことにする。
　５号棟のごみ置き場でも選別間違いが出始めた。取り残されると、ゴミ置き場が不潔になるのでお互いに要注意。
　表通りのハクモクレンは、蕾が出始めたなと思っているうちに、間もなく茶色に色変わりした花弁が落ち始め、あっと言う間に花は終わってしまった。折角だからもう少し持たせてやりたかった。これから、役者は桜に代わる。生憎やや寒さが戻ってしまった。
　Ｙ兄から、得意の「貼り付け葉書」で句歌一葉が送られてきた。

　さういへば犬に吠えられなくなりぬ犬には見えぬものになりしか
　　　　　　　　　　　　　　　塩尻恭平　　小池　光　選

　特養の父から預かる母への手紙「あいたいです」と書かれてありぬ
　　　　　　　　　　　　　　　近藤福代

どちらも気に入りました。上のワンちゃんの反応には、経験があった様な気がします。でも、誰も居ないのに吠え付いている方が怖い気がします。脱ぎ捨てどろんこ靴には春の華やぎが感じられます。どちらも気に入りました。

春分の日　高曇り　上空はかなり明るいが…
　昨日が、今年の東京の開花日になった。蕾の開花の歩合で決まると言う。どんな人が最終決定をするのだろう。随分と光栄な役割だ。さあ、これから日に日に、桜が日本を染めて行く。だが、陰惨なウクライナ問題がその陰に黒幕を広げている。日本中の桜が一斉に萎んでしまうようなどす黒い事件だ。
　桜と言うイメージには、死の影が付きまとうと言う話は、昔からある。桜の根元に死者が埋まっていると言う詩もあるようだ。ロシアの将軍が５人も戦死していると言う。無茶苦茶に、強がっているくせに、事はスムーズにははかどっていない。今度の戦争には何か不自然な影がある。世界戦争の危機と言うだけあって、大規模な避難の流れは局地的だ。停戦を口にしながら、だらだらと戦禍の継続が続いている。他国の干渉が、こそこそとしか進まない。そう言えば、火ぶたの切り方も、日米開戦のような派手さはなかった。それだけにずるずると大規模戦争に拡大するのではないかと言う恐れもある。桜の花のような散り方は、この際御免蒙りたい。それでは世も末である。
　別の心配がテレビで報じられ始めた。戦地の不衛生、綺麗な水不足、病院の爆破により医療の手不足薬不足、それが原因でかなり悪質な病気の流行が懸念される。「国境なき医師団」の動きが始まっているらしい。コロナの新異種の感染も広がる可能性が出て来ている。戦争は複雑な敵を交えて拡大する可能性が出て来ている。人間同士の争いは一刻も早く区切りをつけるべきではないか。国際的法律は、抜け道だらけで、怖くない人間も多いのだ。専門家の話を聞くとそんな気がしてくる。判決も拒否権で無視できるような所がある。果たして、ロシアとウクライナの係争は埒が明くのだろうか。争いは、人間全体の敵だけにして、人間同士の殺戮は余計な仕事にしなければいけない。

快晴だが、昨日の土砂降りでも、澄み切った青空浄化は見られない
　ロシアに、プーチンに反対する勢力が現れない事には、ウクライナ侵略の解決は望めない。公然と対立して、批判して行く勢力が皆無なのだろうか。人間の自由と平等が、権力の抑制を可能にする時代が来なければ、本当に人間らしい豊かな平和な社会は樹立出来ない。力による変革が、たとえヒューマニズムを目指していても、その過程で、人間の認識に腐食が起こる可能性は極めて高い。暴力には一種の麻薬性がある事を、歴史は教えている。権力だけをコンパスにしての「航海」は、この上なく危険なのだ。プーチン発狂説すら出始めている。
　ウクライナの不幸を目にしながら、花の季節の到来を迎え、日本人は複雑な気持ちでいるだろう。こんなに美しい季節はないのに、世界では大虐殺が進んでいる。コロナの拡散は控えめになって居て、花見の実施も規制は緩むかもしれない。幸い桜の美しさを観られる幸せが残されたとしても、ウクライナの不幸は、心に焼き付けておこう。

この時期の特性でもあるカスミのかかった晴天
　昨日は、丁寧な掃除をして、換気も念入りに時間を取った。体が楽に動いた。この分なら、お花見もやれるかと思っていたら、公園の方の許可が怪しくなってきた。でもここは埼玉だから、東京の判断とは違うかも知れない。辛抱強く待ってみよう。月末までに状況も変わるかも知れない。
　ウクライナの情勢は、ロシアが、中国に戦争の応援を乞い、米国が、それを応諾しないようにと要望し、中国は応援したいのだけれど、世界の評判が圧倒的に反戦に傾いているので、その煽りを食って支持を失うのを嫌い、躊躇している感じ。台湾問題も抱えているので、簡単に平和路線にも立てない。それぞれの立場に拘って、人の命の重要性を忘れている。世界戦争にまで広がる可能性を考えないのだろうか。しかも核兵器戦争になる可能性すらあるのだ。アメリカに誘われたからと言って提案を嫌うのは、新大国らしくもない。大らかに新しい視点を見つけよう。

雨になった
　ウクライナの状況に何も好転無し。人が死ぬことに感性がマヒしている。自分の傍らで人が死ぬと言うことは大変な事なのだ。それに慣れっこになってしまうと言うことは、その社会が異常をきたしていると言うことだ。狂った社会に近付いていると言うことだ。その社会が腐り始めていると言うことだ。つまりその社会では、生きていることが、どうでも良い事になってしまう。人生が、ゴミに扱われても良いのだろうか。そんな時代に成長する子供たちは、先行きどうなってしまうのだろう。その子たちはどんな社会を作ろうとするのだろう。空恐ろしい事だ。早く正常な世界を取り戻したい。NOWARと書いて、僕もテレビカメラの前に飛び出したい。僕の中で、異常が平常化して行くのを最も恐れる。僕の少年時代の再来は御免だ。

水蒸気濃厚な青空　天気はまた崩れてくるようだ
　ここの自治会では、今月30日に「花見会」と「お花見散歩会」とを２本建てで計画し、合流もOKということだ。そこで、自分の身体に相談して、計画を選び、花見会で合流と言うことにした。近くの稲荷山公園が会場として許可が下りるかどうかが問題だ。不許可の場合は、個別に連絡が来ることになって居る。そろそろ、これが見納めかなと言う不安もあるので、公園へは電車も利用して行き、会場で合流のつもりだ。駄目なら諦める。
　今日は、どうしてもコピーの印刷が出来ない理由を調べてみたが、今の僕には、プリンターのせいか、パソコンのせいか、あるいは僕の扱いのせいか、判別が出来ない。もう少し調べてみる。
　不幸が漸増しているにもかかわらず、慌てた様子も見せないプーチンにしろ、ウクライナ側にしろ、過去にさかのぼって、東西の陣営の中に不満があるらしく、恨み節が続くと、きりがない。条約の不公平や、やり口に対する不満など、言い合えばきりがない。他国のかかわりも出て来て、世界史の復習になりそうだ。もう現役でない政治家の名前まで出て来て、やっつけ合いになって行く。それより、殺し合いは一先ず止めて、考えよう、と言いたいのだが、とてもこのテンポには付いて行けない。僕の先が無くなっているので、気短になっているせいか、考えるのも嫌になってしまう。ぐずぐずしていて、また爆弾だよミサイルだよと、始まるのか？　人間の戦争とはとても思えない。建物の残骸の下に市民の屍骸も放り込まれている。この上ない残虐さ！

花曇り　暖かくなって来て、花の姿が見え始めたら、晴天が遠慮
　２、３日不調が続いたので、換気はともかく、掃除の方を手控えていたので、辺りが汚くなり、気分にも触る。昨日は動いてみたら、やはりすっきりする。フラツキも残っているが、耐えていると、落ち着いてくる。太もものアタリがまた一段と肉が落ちた。歩かなくなったからだろう。無理なく少しずつ調子を取り戻して行こう。ごみ捨てに行くと、ハクモクレンのつぼみが一層数を増し、華やかに道路を飾り始めた。これは、毎年の春のグリーンヒルの象徴なのだ。
　未だに、交渉を繰り返しながら、解決を見ずに、子供や女や、記者たちを殺傷している人間たちの気持ちが分からない。真面目でないと言うか、真剣みが感じられない。生きるか死ぬかの交渉なのに、余りにも不真面目でないか。ロシアのテレビ局では、スタジオの従業員が反戦の行動に出で、罰金刑に処された、と言う。NOWARと続けて書かれたプラカードの文字が、瞼に焼き付いてしまった。停戦交渉が一番不真面目だ。殺し合いが止めたくないのなら、へらへらと会合などするな。しかも求める合意点が、まるで無い様な条件の出し方で、会場に臨むのも不真面目だ。こうしたら殺し合いが止まるだろうと真剣に検討したものを持ち寄って再開すべきだ。遊びではない。世界中を観客にして不真面目な芝居は見たくない。客も寄り付かなくなる。持ち寄った条件を見ると、死んで行く市民たちに対する誠意が感じられない。ハラハラする気持ちが、本物のうちに解決して欲しい。

この暖かさで表通りのハクモクレンが咲き出した　昨日は失礼
　昨日は、一日休暇を頂きました。何故か一寸疲れを感じて、一息つかせて頂きました。でもまた頑張ります。宜しくお願いします。
　グリーンヒルでは、お馴染みのハクモクレンの名前が思い出せなくて、やっと思いだして自己嫌悪。記憶が薄れて来るのに、和子ともども往生している。こう春めいてきたからには、花も、じっとして居られないだろう。桜の花のざわめきも聞こえてくるようだ。僕もイジイジしてないで、元気を出そう。ウクライナの停戦も実現するかもしれない。花が取り持つ縁かいなで、殺し合いはすぐ止めよう。花に「暗いぞ」と笑われる。

　ハクモクレン
　　　ピコロの音色で　踊り初め　　　　健三

　ウクライナは未だ戦闘が続いているが、大見栄きって火ぶたを切った戦争に、どこかで嫌気が差して来たようだ。余りそれが募ってからだと生きていられなくなるかもしれない。もう何万の人がこのために死んで行った。人間は、矛盾しているようだが、他人を責めるより、自分を責める時、情け容赦なくなるものだ。白い花びらまで、完全な純白を求めて迫ってくる。その重大な純白さに命を落としてしまうことも限りなく多い。

　水芭蕉深き沼地に身を置きて
　　　　黒き根を張り　守る純白　　　　健三

曇り、そろそろ花曇りの季節だ
　桜の話題も、気が引ける、ウクライナの不幸だ。世界の不幸と言った方が良い。早く停戦させたい。今やウクライナは、見るも無残な祖国になってしまった。戦争さえ停止されれば、復興は出来る。人間は強い。世界中が見守っている。戦闘停止を願っている。
　今回の戦闘に関して疑問に思っていることがある。統計的な数字が全く当てにならないと言うことだ。発表元もはっきりしなければ、発表に対する審議結果の応答もない。言いっ放し、聞きっぱなしの状態だ。ウクライナの死者は、これまでに1300人という数字があり、ロシア側の死者が、１万2000人と言う数字がある。あの圧倒的な攻撃をかけているロシアが、攻められっ放しのウクライナの10倍以上も戦死者を出していることに合点がいかない。数字に関しての批判は出ていない。一体どうなっているのだろうか。戦闘員の装備にしても、ロシアの方が、数量にしても質的な比較からも断然優れているのではないか。ウクライナの避難民は分散して、国外へ避難している様だが、その割り振りについても定かではない。後になって困るのではないか。公認？の戦争の場合、間に入った国を通じて、その辺の比較的客観的な情報が入ってくるものだ。この状態では、双方のデマ広報が、広範にばら撒かれているのではないか。ウクライナの国境周辺ぐるりが、戦場になって居るが、客観的に集約できる立場に居る報道記者は存在しないのだろうか。このまま？だらけの記録が残ったのでは、後になって、戦争責任も政治責任も不明になってしまうだろう。僕だけの取り越し苦労ならば我慢もするが、さてどんなものか？

快晴
　テレビの報道によると、ウクライナのキエフが風前の灯だと言う。この間から、残り15キロと言ってるが、結構時間がかかっている。途中で攻撃先が変わったりしたようだ。ウクライナの方もそう簡単には引き下がらない。犠牲者も出るだろう。早く停戦が実現して欲しい。何よりも命が大切だ。どう考えても被害者はロシアではなくウクライナだ。周りの人たちの同情はウクライナに向く。屈従も避けたいが、命はもっと大切だ。何故人間は、簡単に殺し合うのか。僕はもう一度日ロの歴史をよく読み直さないといけないのだと思っているが、脳梗塞の後遺症のせいで、頭の働きが著しく落ちているのだ。もう、このような「高級な勉強」をする力が、無くなってしまったのだろうか。もともと国際関係とか、政治分析なんどは苦手な人間だったのだ。その上ハンディを背負い込んでいるのだから、諦めた方が良いのかも知れない。
　団地の杉田さんから大封筒のお手紙を頂いた。彼は未だ市の文芸部の活動をしておられるらしい。今回は「文芸入間」44号の紹介であった。彼は「本郷」の街並み散歩を原稿にしていた。コピーも入っていたが、まだ読んでいない。本郷散歩がテーマのようだが、大学時代に僕も良く歩いていた記憶がある。僕は、池袋経由で、本郷三丁目、東大前の径が通学経路になって居たが、勉強よりもバイトが忙しくて、大学は親しみが出る前に卒業してしまった。でも「正門前」と「赤門」の付近はよく覚えている。今では勿体無かったな、もっと勉強すべきだったと思っている。文芸入間には、飯田キクイさんのエッセイも載っているようだ。

快晴
　テレビは、鬱屈したプーチンの心情と、対策の難しさに内向する我々視聴者の同情心とを裁きかねて、足踏みを繰り返しているように見えた。我々は、国家ばかりに想いが行くプーチンと、やっとの思いで避難の道を辿っているウクライナ市民の間に立って、権力者の立場を押しやって、市民を応援する気持ちで涙が出て来そうだ。
　周りに居るアメリカや、ヨーロッパの国々が、世界戦争に繋がらないかと心配しながら、いくつかの手立てを考えているのだろうが、すべてが大丈夫だと割り切れるものにはなって来ない。軍事援助、経済援助、避難民受入れ、すべてロシアがどう受け止めるか、戦争拡大にはつながらないかと、心配になる。その結果プーチンの面が憎らしくもなるのだ。
　現在の戦況にもっとゆとりがあれば、時間を稼ぎたい所だが、ウクライナ側にも、さすがにNATOに寄り掛かるのにも気弱さが出始めている。狂気が出始めているロシア側が、無謀の方向に突っ走るのも避けたいのだ。テレビの画面にも三竦みの相が出ている。明日への時間がどう進むのか、自分の心をウクライナに置き忘れそうだ。

光の通る曇り空　気温は寒い
　今日のWordは働きが鈍い。変換能力も自動保存の的確さもいつもの正確さが保てずにいる。午前中いっぱい仕事にならなかった。今になってやっと調子の良い時の力が出て来たようだ。誰かに妨害されているような手ごたえだった。過去の記録もなかなか呼び出せない、まだるっこさが繰り返された。やっと使える状態になって来たようだ。
　午前中に底をついた灯油を購入しに和子と二人でスタンドまで出かけた。買った灯油を、キャリアーで引いてみて、その日の体調の良さが分かる。今日はいつもより息切れが目立っていた。やや不調と言うべきか。寒いせいかも知れない。
　世界がどのように変わって行くのか。生半可な指導者たちの悪戯ではない。ロシアと中国の提携でヤルタ協定の再来などと言う人もいる。これからは、日本も自分の歩むべき道の選択が難しくなって来るような予感がする。戦争の臭いも強まって来そうだ。気の向かない世界に追従するのはもう御免だ。もう一度この100年の歴史の動きをしっかり学習した方が良いのではないか。地獄の再来だけは、どうしても食い止めたいと考えているが、可能なものか。このまま原子爆弾が使われずに済むだろうと安易に考えるのも甘いかも知れない。
　ウクライナの惨状がテレビで伝えられている。空襲の経験はあるが、二百何十万人もの避難民が、国境を越えて脱出、その途中で破壊活動に遭遇するのだから、たまったものではない。背の曲がった老婆も、妊婦さんも、あどけない子供たちも例外なく死を強制されている。恐ろしい光景だ。プーチンにも感情があるだろう。彼は自分の心を押し殺してしまったのだ。もう一度でも何度でも、話し合って、人の心を取り戻して欲しい。すべてを忘れて、助けてやって欲しい。

比較的明るい曇り空　狭山病院で定期検診、朝早めに出る
　やはり出掛けるとなると、病院の定期小型バスなどを利用する都合で、どうしても乗り継ぎの時間を気にして、忙しくなるのだろう。しかし、これを守って動くと検査終了も早くなるし、１時半には、自宅に帰りつける。今日も、血液検査を久し振りに組み込んだようだ。とにかく会話が嫌いな先生で、殆んどむっつりで終わってしまう。僕が嫌いなのかもしれない。生きている間のお付き合いなのだから、僕はもっとお話を伺いたいのだ。彼はあの病院が嫌いなのだろうか。大変な仕事についておられるのだが、自分の仕事を余り楽しく思って居られないのだろうか。僕に無礼な所があるのだろうか。非常に気になっている。
　昼は、和子と夢庵で済ませることにした。日本酒をほんの少し頂きたかったのだが、昼間はアルコール分は出さないことにしているようだったので止めにした。その結果つまみのような食事になった。帰宅して、和子は買い物へ、僕は換気と掃除へと、それぞれの持ち場に就く。ご苦労さんでした。

曇り空　雨に変わるかも
　ウクライナとロシアの３回目の停戦協議も、物別れか。中立化の要求などは解釈次第だ。軍備はそのままで、取り敢えず戦闘を停止する訳に行かないのだろうか。一般市民の死者が出るのは見るに忍びない。地下壕でお産をしているご婦人もいる。戦闘停止して、頭を冷やす必要がある。新しく生まれる尊い命に敬意を表すべきだ。人間が殺し合いなどやっているのが恥ずかしい。断然優勢なロシア側が、譲るべきだとも思う。
　追い込まれた人間と、苛めたい人間が、話し合いなど何度やってもケリは付かない。思いやる気持ちが肝心だ。170万人もの生活を、ゴミの様に外に放り出して、何がしたいのか。幼な子迄殺して、罪深いとは思わないのか。そんなことをする人間集団とは口もききたくないが、そうも言って居られない。即時停戦して、殺し合いを辞める糸口を見つけよう。近隣諸国が、何か国か、参加して一緒に考えていくことが出来れば最高だ。提案をして見たらどうだろう。何度でも何回でも試みよう。
　新しい情報が入り、北朝鮮がロシアを支持すると表明したようだ。北はアメリカとのしがらみを抜け出すキッカケにしたいようだ。さてどう対処すべきか。ミサイル打ち上げが続いている北朝鮮は、日本をどうするつもりでいるのか、ロシアと何をやって行こうと考えているのか、ロシアがどうそれを受け止める気なのか、見定めるのはかなり難しい。異質な国家 ─ 北朝鮮、ロシア、中国の３カ国が顔を揃えることになる。新冷戦体制でも構築するつもりなのか。

快晴
　昨日書いたＩさんへの葉書を出しにポストまで散歩。帰って来ると、今度は和子が、夏の入間市コーラス発表会参加の衣装合わせに出かける。長いこと続けているサークル活動だ。お金はなくとも一生続けられる楽しみは、大切なものだと思う。義姉の松子さんも一生歌いぬいて亡くなった。松ちゃんは、二刀流で、華道もやっていた。草月流だった。しばしば個展を開いた。この時とばかり、建築家だった恒兄が、才能を発揮し、プロヂューサー張りの力量を見せた。内の和子は、もう少し地味だが、書道を金子鴨亭先生について勉強していた。これもグループ展があり、当時はしばしば出品していた。誇らしげな顔は忘れられない。僕には、十分なサポートが出来なかったようだ。書道塾なども開いていたが、今はお休み状態だ。昼過ぎになって御帰宅。只今から昼食か。
　今テレビを見ていると、プーチンは、ウクライナを人質に取って、世界戦争をもくろんでいるとしか思えない。世界中の報道の自由をブロックしてまで、自らの暴挙を正当化している。アメリカが理性を失ったら、世界戦争になってしまう。プーチンは狂ってしまったのか。国民たちに何というのか。
　時間の流れが途切れた所で、自分の寿命早見表とでもいうような表を作ってみた。

　誕生　　1933年６月４日
　10才　　1943年
　20歳　　1953年
　30歳　　1963年
　80歳　　2013年 (６月以降)
　88歳　　2021年（米寿）（６月以降）
　89歳　　2022年（６月以降）
　90歳　　2023年（６月以降）ただし生死不明

快晴
　比較的快適に眠れた。７時少し前に起床。ウクライナでは、他国への避難民は150万人を超えたようだ。まるで民族の大移動だ。このまま死別の道を歩む家族もいるのだろう。兎に角、戦争は、いつでも喜びや愛を奪い、別れと死を強制する。僕の10代の経験が、教えてくれた。それ以来、大人の男には油断できなくなった。人間は苦しみや憎しみを冷静に抑えることが苦手なのだ。我慢することと忘れることとは大きく違う。忘れた場合は何度でも繰り返すが、我慢できた時は、哲学が豊かになる。人間は忘れることが多すぎる。これでは、愚かな自滅を招く。
　教え子Ｉさんに、お礼状を書くのに時間がかかっている。出来上がりの結果にも不満足だ。文章が長すぎたし、活字の割り振りがくっつき過ぎて読みにくい。和子にも言われて、「ごめん」と言うお詫びまで書かれてしまった。このソフトがこんなに使い難いとは思ったことは無かったのだが、僕の能力がそれだけ落ちたと言う事らしい。文字の決め方の選択が違っているのかも知れない。かなり古いソフトだし、お正月くらいしか使わなかったので、使い方を忘れてしまったのかも知れない。もう一枚書いてみたが、改善の余地なし。我慢して明日投函の予定。

カンカンに晴れ上がった冬空は、湿っぽいぼやけた春の青空に変わって来た
　体の調子はまあまあだ。毎日の掃除と換気の仕事も続いている。疲れている時には、掃除の密度を落とすことにしている。昨日は、内山先生の教え子の下田さんからメールが入った。３月になって「たそがれ」が見られなくなったが、どうしたのか、という問い合わせだった。「たそがれ」が111号へ切り替わった時で、不都合が起きたのではないかと、返事のメールを入れて置いた。間もなく「了解、回復済み」の返信が入った。お互いにホッとした感じ。
　ウクライナの戦闘は相変わらず続いている。ヨーロッパ最大の原発であるザポリージャ原子力発電所は、ロシヤ軍の砲撃を受け、占領された。原子炉本体に損傷がなかったことは良かった。放射能の怖さは、ロシアも知って居る筈だ。なんせ事故を起こせば、チェルノブイリの10倍は大きな爆発になると言う。こんな危険な争いは、早く決着をつけるべきだ。ヨーロッパ中に戦火を拡大することになる。世界を挙げて阻止すべきだ。
　ロシアのウクライナ侵攻は場当たり的で、一貫性がない。何をしようとしているのか矛盾だらけだ。兵士たちに一貫した指令が行き渡っていないのではないか。誰の指示で動いているのか、首をかしげる。

絡んだような薄い雲が拡がる　ウクライナの戦火は激化しつつある。
　昨日は大失敗してしまった。Ｎ兄への送稿ミスで、内容にダブりが出たりして、今までにない失策。今朝早く起きて修正しようと思ったが、「たそがれ」を開いてみると、僕より遥かに良い文章で、既に手直しされていた。お恥ずかしい大失策だった。このまま使わせていただく。教え子の井口さんのグループが送ってくれた武蔵野八幡宮の御札は、僕の「本箱の上の神棚」にこれまでの御札と一緒に供えられた。この「神棚」には、お世話になっている大勢の方の写真が飾られている。お元気な方、亡くなられた方も居られるが、皆にこやかに話しかけてくれる。朝起きた時には、手を挙げて「オッス！」と挨拶をしている。また一日が始まる。
　ウクライナを攻めまくっているロシアの軍隊は、新しく出来た原子炉にも銃を向けている。火気が強まれば、爆発も起こる。チェルノブイリの10倍の爆発が起こると言われている。火気攻撃を継続しているプーチンは、人の国から国民を追い出すだけでなく、焼き払って、きのこ雲迄オッタテル積りか。広島の写真を見たか、長崎の写真を見たか。ステーキの様に焼かれた人間たちを！僕は８０年原爆反対を叫んで来た。その危険に、英雄の顔をしてにじり寄ろうとする人間が出て来た。とても許すことは出来ない。
　世界中が、コロナに追われて生きた心地がない。今の感染がいつまで続くのか、世界中が怨念を持って観詰めている。その最中に、平然とこの蛮行に及ぶプーチンは、同じ人間には見えない。世界に平和を！世界に幸せを！叫ぶ子供の口まで塞ぎ、逮捕させたと言う。

雨上がりの快晴　青空も、水蒸気で、もやっと煙っている　雛祭りの日
　停戦はまだ実現しないのか、とぼやきながら、テレビをつける。国連の情報が入ってくる。やっとロシアへの非難決議が採択された。賛成141カ国と断然と多い。中国やインドなど35カ国が棄権し、反対は、ロシアのほか、ロシアと繋がりが深いベラルーシ、北朝鮮、シリア、エリトリアの５カ国だった。
　明らかにロシアは追い込まれているが、簡単には折れそうにない。しかし、多くの国家の期待感は、平和を志向している。ロシアでは、現在の方針を誰が支持しているのだろう。一部の権力者たちのみなのだ。しかも現在は、プーチンの声しか聞こえてこない。他の指導者の考えはどう反映されているのだろうか。ロシア指導部の中で、今の方向は了承されているのだろうか。賛成しない幹部の意向はどうやって取り込まれるのか。もしプーチンが病気で倒れたら、誰が指揮を執るのか。その人がプーチンの考えとは違っていたらどうなるのか。
　教え子のＩＭさんから、小荷物が届いた。例年グループでやっている「七福神巡り」のお札を中心に、蜂蜜の健康食品が送られてきた。未だに続く心遣いにびっくりだ。彼らももう65歳になると言う。幸せな気持ちで昔を思い出している。あのグループの中で、彼女は、僕の職場だった「大森七中」「大泉高校」の両校での教え子だった。直ぐ礼状を書くことにした。と言っても、このごろ耄碌して、今のパソコンが使いこなせなくなって来た。まともな葉書一枚が上手く書けなくなっている。歳はとりたくないものだとつくづく思う。礼状の葉書一枚を作るのに、２、３日かかってしまうかも知れない。

　今朝は、３時頃目が覚めて、眠れなくなった。昨日書いた第２報を送ることが出来なかったので、今朝の（第１報）として送っておくことにする。

【第１報】
　「停戦会議」で、双方出し合っている条件が、かみ合わないポイントが多く、両者の出している条件は矛盾だらけだ。
　第一に、停戦条件の話し合いなのに、その間、実戦が進行していると言うのも誠意がなさすぎる。しかも、ロシアに対する懲罰の内容討議の影響で、経済の上で、物価の高騰や物流に変化などが起こり、生産者はもとより、消費者物価も高騰するようなことが起きている。今はなくともいずれ影響が出て来ると言うような状況では、停戦交渉という枠を超えている。夜中に始まった会議が、翌朝になっても結論が出ないというような「ただやってます」と言う、見てくれだけの会議になってはいないか。停戦を遅れさせる格好だけの会議になって居るのではないか。その間、両者の損害は多々増大している。
　ただ、今までになかった報道の中に、「プーチンさんは変わった。別人のような考え方になって居る。態度も可笑しい。まるで病気になったみたいだ」と言う声が出ているのに、奇怪な印象を受けた。病気と言う言葉が頭に残った。新しい戦場で使い始めた爆弾に、核兵器的なものが入って来ている。爆発の威力が単純な火薬ではないのだ。「真空爆弾」と呼ばれる核兵器的な爆弾だと言う。僕にその知識は全くない。

【第２報】
　第１報で、「真空爆弾」と言う言葉を使ったが、正確でなかったかもしれない。その後、「燃料気化爆弾」と言う言葉を見つけた。燃料を気化することによって更に高温を発し、威力を倍増するらしい。原爆は聞こえが悪く避けているようだ。いずれにしろ被害者にとっては恐ろしい威力には違いない。いずれにしろ、本気で停戦するなら、中途半端な約束でなく、はっきりと一旦停止をして、話し合いにかかるべきだ。ウクライナでは、戦闘員を残して、女子供が70万人近くも非難することになる。将に命がけの避難である。残る方も命がけの防戦になるのだ。出来ることなら、無事に生き抜くために、お互いに自重して欲しい。

青空だが万遍なく薄雲が広がっている　春らしさか
　確かに鋭い冬の寒さはなくなってきた。季節は正直だ。間もなく桜も目を覚ますだろう。

【第１報】
　ウクライナ情勢をネットの一部から引用する。

「ロシア軍は27日、ウクライナ東部にある第２の都市ハリコフに侵入。ロシア国防省によると、現地ではウクライナ兵471人が投降したという。一方、ハリコフに侵攻したロシア軍の半数が殲滅されたとの情報が飛びかっている。ウクライナ内務省はハリコフからロシア軍部隊を撃退したと発表した。

　キエフでは地上戦が継続中だ。ウクライナ側はロシア軍の侵攻開始から１日足らずでキエフ郊外への侵入を許したが、ゼレンスキー大統領は「国を解放するまで戦い続ける」と徹底抗戦を主張。海外から志願兵を集め、外国人部隊を編成するとも表明した。
　実際、ロシア軍は燃料補給を狙い撃ちされ、思うように進軍はできていない。英国防省は26日、ツイッター上で〈ロシア軍の進軍は計画通りには進んでいない〉〈（ロシア軍は）ウクライナ側の抵抗と兵站上の困難に直面している〉 ─ などと戦況報告を更新。米国防総省も「ロシア軍は進軍の遅れに苛立ちを募らせている兆候がある」と分析した。」
　ロシア軍の士気が上がらないのは、戦うことの意味が分からなくなってきているのだろう。しかし彼らを追い詰めてはいけない。追い詰めるのは、世界を読む正しさと世論の高まりだろう。逃げ場を残した形で追い詰めることが大切だ。彼らだって、何の闘いかを理解できず命をすり減らすのは嫌だ。収め所を残しておいてやるべきだ。プーチンの無謀さを明らかにすることが一番大切だ。一刻も早い停戦が望ましい。